土曜の夜、隣町のテニスクラブで参加している、ウインターダブルスリーグの第2戦があった。
ミックスダブルスにKatrienとのペアで参戦、クラスは40P(ポイント)、僕とKatrienは合計30Pだから、強豪ひしめく中でのリーグだ。
今回の相手は、僕らと同じ30Pだったが、男子は長身でフォアハンドのトップスピンが得意、サーブも速かった!
女子はまあまあだが、シングルスよりダブルスが得意の感じ。
試合が始まり、相手男子のサーブ・・・・、いきなりKatrienにノータッチエース。
僕は何とか返したが浮いた球を、トップスピンでバックサイドに決められ、どうする事もできない。
最後は僕もノータッチエースを決められ、1ゲーム目を簡単に失う。
僕のサーブも簡単にブレークされる。
・・・・おいおい、今日はアカンぜよ!
ところが、相手女子のサービスゲームをなんとかブレークバックして、1-2と体裁を整える。
しかし、Katrienのサーブを落とし、相手男子にキープされ、あっという間に1-4と劣勢に立たされる。
僕のサーブ、・・・ミックスダブルスでは男子がサービスキープ出来なければ、とても勝ち目はない!
踏ん張るぞ! と、ショートクロスへのスライスサーブと、センターへのフラットを織り交ぜ、相手女子に的を絞らせないで、チャンスボールを返してもらい、Katrienのボレーでいただき!
男子には得意のフォアを避け、バック側にサーブを集める・・・、バックハンドのミスか、無理に回り込んでのフォアハンドのミスを誘う・・・
ははは、やればできるのさ・・・・と、初キープ! 2-4とする。
Katrienに「男子は仕方ないけど、女子のサービスだけはブレークするぞ!」と、気合を入れて、確実にブレーク、3-4。
面白い展開になってきたぞ!
Katrienが何とかキープ、相手男子もキープして4-5としたところで、また僕のサーブ。
タイに持ち込んでやる!と言う気負いがあったのか、コースを狙いすぎたダブルフォールトもあり、キープ出来ず、1セット目を失ってしまった!
うぅ、残念!!
第2セットからは、相手のプレースタイルにも慣れてきて、男子の強烈トップスピン・フォアハンドとKatrienのバックハンドの打ち合いがあったり、僕が前衛でのボレーボレーの応酬があったり、なかなか見せ場の多い、プレザンタ(楽しい)試合となった。
相手男子の高速サーブにも目が慣れてきて、ノータッチを許さず、Katrienも何とか返せるようになって、1度はブレークにも成功した・・・、これはかなりの収穫だった。
相手女子のサーブでは0-40で、もうすぐブレークと言う所でもう1本が取れなかったり、Katrienのサーブで40-0とリードしながら逆転ブレークされたり、惜しいゲームがあった。
要所で決められない詰めの甘さが出てしまった。
個人的には3回の決定機でミスをしてしまったことが悔やまれる。
一進一退の接戦ではあったが、最後に突き放され4-6で落として、ゲームセット!
結果、2セットのストレート負けだが、内容のあるいい試合だった。
試合後、お互いの健闘を称えて、カフェで懇親する。
一見強そうに見える相手でも、臆することなくチャレンジすれば可能性が広がるのだ。
相手男子は「このあと、息子とサッカーの試合を見に行くんだ」(もちろんLIERSEの)といい、隣町なので、もちろんLIERSEの応援をする。
懇親会を切り上げ、僕らが家に帰る途中の道路は混んでいた、何かと思いきや、ちょうどサッカーの試合が始まる40分くらい前だったので、そこへ向かう車だったのだ。
歩道もたくさんの人が歩いていて、大多数は黄色と黒のLIERSEカラーのウインドブレーカーや、襟巻をまとっている。
「LIERSEは、こんなに多くの人に応援してもらっているんだなぁ・・・」と、改めて感心するほどだ。
僕らは家に帰り、昼に仕込んでおいた「おなべ」を食べる。
僕も「今日のLIERSEは、日本からの応援団も来ているし、きっといい試合をするはずだから、僕も見たいから行ってくるよ・・・・、カフェへ」と、Katrienの許可?をもらって、夜間外出をする。
夜、20:30頃の通り、
日本社会(特に沖縄)では考えられないだろうが、ほとんど道を歩いている人がいないのだ!
18:00にはショッピングストリートのお店はすべて閉まるし、会社で残業なんてする人もいないから、すでにみんな帰宅済みって事かな。
カフェやレストランの中に、人の姿を見るくらいである。
廃墟のような街の通りを歩いて、市の中心の広場に来ると工事中のため、さらに荒廃したような光景となる。
そんな中で、市庁舎のガラス窓がイルミネーションで輝いていた。
スポーツカフェの中、ここも「がらんどう」なわけではなく、これはサッカーの試合が終わってから撮ったので、お客さんが帰った後である。
22:00頃には試合が終わるので、その後まで、だらだらと飲んだくれている人がいないっていう事だ。
昨日の試合は、隣町Mechelenとのダービーだった。
試合開始直後にPKで1点献上して、LIERSEなかなか得点できず、後半に2点目を許し絶望的になるも、66分にPKで1点返す。
川島選手は再三好セーブを見せて、チームに気の緩みを与えない・・・
2-3m前の至近距離からの相手ヘディングを、反応良く片手ではじいて3点目のゴールを許さなかった。
1-2のまま、ロスタイムに突入して、そのまま終わってしまうのかLIERSE!
祈るようなな気持ちになったとき、FKからのセットプレーで、ヘッディングからヘッディングにつないで、まさかのゴールを決めたのは、81分から投入された、まだ名前を知られていないフラビオ(Flavio)だった。
初めて聞いた名前だったのでLIERSEのHPで調べたら、まだHPにも記載されていない新入りだったのだ。
新入りに救われたLIERSE、勝ち点1をゲット!
はるばる、日本からの応援ツアーの皆さんも、いい試合を見ることが出来たと思う・・・。
思えば、ウン十万円かけて日本からLIERSEの試合を見に来る人たちがいるというのに、この僕は地元LIERに住んでいて、カフェでビールを2杯飲んで5€以下で済ませているという、呑気モノである。
カフェからの帰り際、店に残っていた客に「LIERSEは良くやったよね」と言ったら、「そうそう、良くやったよ、あなたは川島の友達かね?」と言われたので「そうだよ」と答えておいた。
まぁ、いいじゃん。
LIERの人たちは、日本人とみると川島選手と関連付けたがるのだよ、日本人の女の子を見ると「あなたは川島の妹か、恋人か?」と聞くらしい。
関心を持たれているって事なんだから・・・
カフェから出ると、フロートマルクト広場の上に月が輝いていた。
僕が家路につくとき、ちょうどスタジアム観戦したLIERSEのサポーターたちの帰宅時間だった。
先ほどの廃墟のような町の通りが、にぎやかになっていた。
それくらい多いのだ、市民サポーターが・・・
5 件のコメント:
川島選手、頑張っているんですね!!
私もベルギーまで応援に行きたくて、観戦ツアーのプレゼントに申し込んでみましたが見事にサイン入りグッズすら当たりませんでした。(T0T)トホホ・・・
主人もそちらへ出張へ行ったとき、お店の閉まる時間が早いことや残業がないことに驚いて帰ってきましたよ。
そして、大量買いしてきたノイハウスのチョコはいまだに食べきらず冷蔵庫に入っています(笑)
いったいいつのチョコだって感じですが。。。
つわりの私には今チョコを口にする食欲もなく
このまま冷蔵庫で年越ししそうです。
(^3^)ププッ
懸賞応募ですかぁ!懐かしい。
僕の弟は、仮面ライダーからサイン入り葉書が来ましたよ!(昔ね)
ノイハウスのチョコ大量買いとは・・・
僕なら少なく買って価値を高めるのだが・・・
(勿体ぶるってヤツですね)
愛妻のために奮発したんだね、きっと。
チョコは年代物がおいしくなるとは聞いたことがないので、早めにお召し上がりください。
ホストパパもサッカー好きで、あとLIERの出身なのでよくテレビで見てます^^
川島選手がちょっとでもテレビに映ったらすぐに呼ばれてます笑
ところでそろそろクリスマスですねー!!楽しみです!
今年は雪ふりますかね??
自分は見たことないのでみたいですけどなかなか降らないですね・・)^o^(
でも今週の土曜日にYFUで山登ってきます!そのとき見れることを祈ってます・・w
nahmiさん、久しぶりですね!
去年は10月30日から、ずっと雪景色だったんだけどねぇー、今年はまだ降らないですねぇー。
元々、北海道のようには降らないというし、たまたまこの2-3年は良く降ったんですよ。
ホワイトクリスマスになるといいですねぇー。
何処の山に登るのかな?
山の名前忘れましたけど・・ベルギーで一番高い山って言ってましたよ!!^^
クリスマスわくわくです!
ブリュッセルとアントワープのクリスマスマーケットに行く予定です!わくわくです!)^o^(
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