クリスマスマーケット・オープニングのアントワープへ行ってきた。(土)
市庁舎前の広場フロートマルクト。
ブラボーの噴水にマーケット小屋、そして満月!
広場を見下ろすように建つ聖母大聖堂の鐘楼。
鐘楼のたもとには例年通り、キリスト誕生小屋が出来ていた。
まだ、キリスト誕生には早いが・・・
中にいたのは、「な、なんと!ネロとパトラッシュではないかぁ!」
びっくり仰天! ちょっとうれしいが・・・
他の人形もあって・・・、こちらはテーマが違うようだ。
「Nello en patrasche」のストーリーが詳しく説明されている。
アントワープのHobokenにあるという、貧相なNello en patrasche像より、かなりマシだと思う・・・。
ご存知のように「フランダースの犬」の作品自体、ベルギーではあまり有名ではなかったが、日本人観光客が、ネロとパトラッシュが死んだ聖母大聖堂と、ネロがあこがれて、死ぬ前にひと目だけ見たルーベンスの絵を求めて、大挙して押しかけて来るので、アントワープ観光局も目覚めてきたという話である。
それを観光資源にしようと、ネロたちが住んでいたとされるホーボーケン(Hoboken)に、あまり出来のよくないネロとパトラッシュの像が出来た。
思惑通り、日本人観光客がよく訪れているそうだ。
聖母大聖堂の前広場にも、日本・ベルギーの友好の印として「Nello en patrasche」の石碑が置かれ、歩き疲れた観光客の椅子代わりに活躍している。
そして、今回は「キリスト誕生小屋」に登場したことは、かなりの昇格ではないか?
これでまた、日本人観光客が増えるぞぃ!
聖母大聖堂の横で花火を見た!
昨日も書いたが、ベルギーの花火はかわいいものだ。
どれ位かわいいかというと・・・・
高さ123mの大聖堂の鐘楼と比較するとかわいそうだ?
花火が足元で笑っているようでしょ!
ま、見る角度にもよるが、そう遠くない所で打ち上げているのだよ。
アントワープでは昨日(12/10)、クリスマスマーケットのオープニングで「光のパレード」なるものもあって取材?してきたのだが、それはまたあとで・・・
2 件のコメント:
素敵な写真ありがとうございました。地味でいて実はとても大きな変化だと思っています。ベルギーでの普及を願っていた私にとってとても嬉しい事です。
石碑も多くの人が触れて石がまるくなるくらい知ってもらえたらと願っています。
キリスト小屋に登場したという事は、正式に認知されたといえるのではないでしょうか。
まだこの物語の存在を知らない、アントワープの人々にとって「フランダースの犬」の存在を知るきっかけになると思います。
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