水曜(12日)ヴァイオリンの池上和樹君が日本人の友人を連れてくるというので、リールの観光案内を頼まれていたのだが ・・・
リールの中心、マルクト広場 ・・・ 市庁舎が建ち、周りをきれいな建物が取り囲んでいる ・・・ 16時から和樹君が市庁舎でヴァイオリンの演奏をするらしいので、遅くともその時間には和樹君はここに来て、僕の携帯に連絡を入れるだろう。
そんな事を思いながら、市庁舎からそう遠く離れずに街歩きを始める。
マルクト広場のカフェは、日当たりのよいテラス席がほぼ満杯だった。
ジンメルの塔のある広場のカフェもテラス席が賑やか!
ネーテ川。
ベニバスモモのピンクの花が満開で可愛い。
川を渡ったところにあるカフェ Sint Gummarus に入って時間をつぶす ・・・ 初めて入るカフェだった。
古くからあるカフェの感じ。
ボルケを1杯 ・・・ テーブルに運ばれたときに携帯のベルが鳴り 「和樹です、今、市庁舎に着いたので、そのまま入って演奏会の準備をします、友だちもそのまま入るので Yukiさんも、今来ていいですよ」との事。
「まぁ、1杯くらいは飲む時間をくれ」
奥の部屋では常連さんらしいおじさんたちがカードゲームに興じている ・・・ このカフェの壁には、たくさんのリールの歴史的絵や写真が飾られていて、しばらくは楽しめた。
で、きのう投稿した「ヴァイオリン寄贈のためのセレモニーとレセプション」があったわけだ。
17:15に市庁舎を出て、軽くリールの町を観光案内 ・・・ 1時間コース!
ジンメルの塔の時計台 ・・・ 珍しい天文時計にしばし感動する一同 ・・・ 若いっていいねぇ、感動してくれるもの ・・・ ある程度年を取ると 「あぁ、そう」 で済んでしまう。
羊飼いのモニュメント ・・・ リールのシンボルはヒツジです。
ベギン会修道院 ・・・ 世界遺産です ・・・ 和樹君「へぇ、こんなところがあったんだぁ」と、リールへは良く通っているはずだが ・・・ アントワープからバス、または電車で来てアカデミーへの道しか歩いてないらしい。
大戦の戦没者慰霊碑
川沿い遊歩道を歩く日本人。
土手に咲くピンクのふきのとう。
いい環境ですねぇ~
思えば、日本人が複数名でリールを訪ねるというのは、川島選手がリールにいた2-3年前以来ではないか?
黄色い水仙の咲く小道を通り
リール市で一番大きい聖グマルス教会前へ。
教会前のカフェでビールを飲んでひと休み。
僕はまたボルケを飲んだけど、彼らはWestmalle や、リールの地ビールCAVESを飲む。
市庁舎を出てから、ここまで、ちょうど1時間。
このあと、和樹君がアントワープでバイトがあるので長居は出来なかった ・・・ リール駅までみんなを送って、さようなら!
あ、彼の名誉のために書いておくが、リール到着が遅れたのは、その前に彼らは朝からブルージュ観光をしていて、帰りのアントワープ経由の電車がトラブルでキャンセルになり、遠回りのブリュッセル経由を余儀なくされたからとの事 ・・・ オランダ語の案内をよく聞きとって対応できたことを褒めておこう!
家に帰り、テラスでひとり余韻に浸る ・・・
思い出したようにTVのスイッチを入れ、メッヘレン地域のチャンネルにすると、地域ニュースで今日の市庁舎での出来事が流れた ・・・ 演奏者の名前は紹介されなかったが、和樹君がアップで映し出されていた。
おもしろいベルギーブログはこちら→
0 件のコメント:
コメントを投稿