アントワープに半日行っただけで、ブログ記事を5回も書けるなんて、中身が濃いねぇ(自分的にはですよ!)
- Cogels-Osylei 高級住宅見物
- Rubenshuis ルーベンスの家
- Plantin-Moretus 印刷博物館
- Antwerpen 街歩き~ 01
- ここまでが、アントワープに着いてから3時間35分の出来事でありました ・・・ このあとアントワープのアンティークショップが並ぶ通りを歩き、裏通りを歩き岸壁通りへ行きます。
のんびりする時間はないので、歩きながら眺めるだけにする。
修道院通りを歩き切った後、裏通りに回って引き返す ・・・ 裏通りは閑静な住宅街 ・・・ 車はほとんど通らないし、ゴミも落ちていない。
Lange Riddersstraat(長い騎士通り?)
聖アンドリュース教会(Sint-Andrieskerk)の塔が見える。
通り名はKorte Riddersstraat(短い騎士通り?)に変わり、歩いていると ・・・ 前から来た男とすれ違う際に、どこかで見覚えのある顔だなと思っていたら、その男の方から声を掛けてきた 「はろー!」、僕も笑顔で「はろー!」と応えた ・・・ 男は続けて「さっき博物館で会ったよね!」 と言ったのである ・・・ そうだ、先ほどの印刷博物館で、退屈そうに監視員の椅子に座っていた男だ ・・・ 仕事を終わって家に帰る途中なんだ ・・・ 実はいい奴なんだよ。
突然ですが、木製エスカレーター!
知る人ぞ知る、アントワープの隠れ名所!
ぐゎらんごろん、 ぐゎらんごろん、と盛大な音を立てて動いていること自体が奇跡的にも思えるほどだが、この長いエスカレーターを2基乗り継いで地下へ降りていくと ・・・
地下31.57mにたどり着き
長さ572mの直線トンネルが待っている!
聖アンナ・トンネル(Sint-Annatunnel)1933年完成、歩行者、自転車専用トンネル ・・・ 572m先にあるエレベーターで地上に出ると、スヘルデ川の対岸である。
木製エスカレーターの他に、自転車などを運ぶための大きなエレベーターもあるが、動きが遅いので、急ぎの人は自転車も一緒にエスカレーターを利用する。
そんな光景を写真に撮っていたら、自転車と共にエスカレーターから上がってきた男が、僕の方に歩み寄ってきて、笑顔で握手を求めてくるではないか!
おい、いったいどうしたんだ! 僕は有名カメラマンでもなんでもないぞ! 「元気ですか?」 と声かけるので 「ええ、元気ですよ」 と応えたが、しどろもどろである ・・・ 男は別れ際に「Katrienによろしく!」 と言うので 「え、あなたはKatrienを知っているの?」 と、聞いた後で思い出した ・・・ そうだ彼はアントワープに住んでいるKatrienの友人のご主人だった。
彼はかぶっていた毛糸の帽子を取って 「私はディレクですよ!」 と言う 「あ~、長いこと会わなかったねぇ~」 と、やっと納得した僕だった。
ま、僕の顔は覚えやすいとしても、よくこんなところでバッタリ会ったものだなぁ。
3年程前に、アントワープ中央駅近くの彼の家に招待されて、彼の手料理のラザニアをごちそうになったのだった。
出口には自転車のタイヤ空気入れが設置されている!
スヘルデ川の岸壁通りを歩いて、ステーン城を目指す。
途中で見えたアントワープ大聖堂の塔 ・・・ どんよりとした灰色の雲をバックに、塔だけが夕陽を受けて輝く絶好のシチュエーションだった。
ステーン城(het Steen)
モダンと古典が混在する風景
大聖堂へ近づいて行く
塔の頂上部まで細かい細工がされているんだねぇ!
大聖堂のちょっと手前の通りOude Koornmarkt(旧トウモロコシ市場)16番地から、他人の家の庭を覗き込むような感じで入っていける小道がある ・・・ Vlaeykensgang という名が付いている。
これでも有名な場所で ・・・ 先日紹介した高級自宅外とは反対の貧民街だった場所である。
細い路地が入り組んだ場所で、50年ほど前まで、共同井戸ひとつを利用して暮らしていたらしいが、今ではこの中に有名レストランが進出し、隠れ家的存在になっている。
中庭 ・・・ アントワープに詳しいある人が、「この場所は大聖堂のカリヨンの音を聴くのには一番いい場所ですよ」 と教えてくれた ・・・ そう、静かな場所で箱型に囲われたこの場所は、大聖堂の鐘楼から100mも離れていないのだ。
旧貧民街の小道を通り抜けた所から見る大聖堂の鐘楼。
フルン広場 ・・・ もう帰ろう!
灰色の空の色が変わり始めている。
久しぶりに乗った、レトロな雰囲気の電車だった。
リールに着いたら、すっかり夕暮れ時だった。
アントワープで、中身の濃かった半日観光(5時間滞在)終わり!
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「Antwerpen 02 , 26 Feb 2014」
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