19.6.14

Gent-SP駅で16分過ごす!

アントワープからブルージュへ行く時、直行で行ける「Oostende行き」もあるが、途中ゲント(Gent)で乗り継ぎをして「Knokke」行きでブルージュで下車という方法もある。
前回は、その乗り継ぎで行く事になった。

 Lierのわが家の近くの路上にて ・・・

まずはAntwerpen-Berchem駅で乗り換えないといけない ・・・ 通路を歩いていると、おいしそうなイチゴの写真があり、「新鮮いちご」と書かれている。

 「新鮮いちご」の自販機だった!

 アントワープで乗り継ぎがある時は大抵、このベルヘム(Berchem)駅である。

 Berchem駅から約50分でGent-ST.Pieters 駅に到着 ・・・ 乗り継ぎの時間が16分あったので、ちょっと駅内散策。

 駅前 ・・・ 広場があり、左右にはバスやトラム乗り場がある ・・・ ゲント観光をするなら、このST.Pieters 駅から中心地のコーレンマルクトまで、徒歩だと30分で道順も分かりにくいので、トラムを利用したほうがいい。

 振り返って、駅舎の方には特徴的な時計台がある。

 駅舎の外観は、それほど面白味はないが内部は古典的でなかなか面白い ・・・ 今回、初めてゆっくり鑑賞することが出来た ・・・ 今まで何度も来ている駅ではあるが、電車に乗るだけで必死でなかなか余裕がなかったのだ。

それで、面白いものを発見した!
天井に近い壁には、ベルギーの主要な町の特徴的な絵が描かれているのだ。

 ブリュッセル(サン・ミッシェル教会、市庁舎、グランプラス、バジリークなど)

 アントワープの市章

 アントワープ(大聖堂、アントワープ港、市庁舎、王立美術館など)

左、トルネー、右、モンス(教会や鐘楼など)

地元ゲント(鐘楼、バーフ大聖堂、ニコラス教会、お城など)

 ブルージュ(鐘楼、大聖堂、聖母教会、石橋など)

オステンド(港、漁民、聖ピーターとポール教会など)

 そして中央には ・・・ 頭部だけの像が ・・・
これはゲント名物の「縛り首」か?
16世紀に行われた処刑方法だそうで、現在はゲントのお祭りのときに、首にロープを巻いた人の行列があるそうだ ・・・ そういえばまだ見たことないな ・・・ 見たいものリストに入れておかねば!

【後で調べたが、Edward Anseele(1856-1938)という人物で、ゲント出身の大臣だ・・・失礼しました、偉人です・・・それにしても頭部だけの像とは可愛そうな】

ひと通り、駅舎ロビーの天井付近の壁画鑑賞した ・・・ 僕が、ずっと天井にカメラを向けて歩いているので、周りの人まで、「何があるんだ?」 って、やっとその壁画がある事に気づいたような人もいて ・・・ やっぱり、普通に駅を利用していると気づかないよなぁ~、と思ったのでした。

ゲント駅でベルギーの都市巡り出来たようなお得プラン? ・・・ いや、僕は大抵の街は行った事があるので、その風景を思い出して、うれしかったのだ。 

ホーム下の通路もなかなか味がある!
要塞の中にいるような ・・・

Gent-ST.Pieters 駅
古びた駅で、味わいがあるが、その隣には新しい駅を作っているのだろうか?大掛かりな工事中だった。

16分経過!
乗り継ぎ電車が到着、海辺の町クヌッケ(Knokke)行き ・・・ これに乗ればブルージュまで23分だ。

たった16分の乗り継ぎ時間だけで、これだけ書いてしまったよ ・・・ 次回はブルージュ観光だ!

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