ベルギー移住生活: stoomtrein 蒸気機関車

ベルギーには蒸気機関車が結構保存されているようだ。

1835年、ヨーロッパ大陸で初めて公的機関による鉄道が整備された国ベルギー　・・・　ブリュッセル～メッヘレン間を走ったという。

2010年、ベルギー国鉄175周年記念のイベントでは蒸気機関車をアントワープからオステンドまで走らせた　・・・　僕はそれに乗ったのだった。

その時の興奮は上記のリンクで読んでおくれ。

しばらく、蒸気機関車の事も忘れていたが、数か月前ベルギー東部、オランダ国境辺りから自宅へ帰る途中の車の車窓から、道端にポツンと置かれた蒸気機関車を見て驚いた。

その時は、Katrien運転の車だったので、大騒ぎをせず通り過ぎたが、あの時からまた生の蒸気機関車を、ゆっくり見たくなっていた。

そして、今週のテニス大会の場所がベルギー東部、ベールセ（Beerse）という町であったので、高速道路を使わなければ、その蒸気機関車のある道を通ることが出来る。

土曜日、テニス大会に出かけて準決勝で敗退した（後で書く）あと、高速を使わずN14という幹線道路で帰ることにして、蒸気機関車を見に行く事にした。

マル（Malle）という町。
ビール好きにはウエストマルというトラピストビールで知られている（マルには、ウエストマルとオーストマルがある）が、ここはオーストマル。

この町の市街地を通過し、郊外を走っていると現れてくる。

それほど古くはないベルギー国鉄の車両が道路沿いに置かれている　・・・　ちゃんとレールの上に乗って！

続いて、蒸気機関車が現れる！

Googleマップでストリートビューを見ると2010年にはこの蒸気機関車はないが、上の電車車両は見ることが出来る　・・・　という事は、割と最近設置されたことになるね。

戦時中でも「大車輪の活躍」をしたという機関車らしい。

幹線道路の脇に展示？されているのだが、説明版などもなし　・・・　とある会社の所有物だと聞いたが、この機関車が置かれていたのは、ベルギーのフリッツ会社？のようだった　・・・

テニス、先週からミックスダブルス25P大会に、Katrienとのペアで参戦　・・・　リールからちょっと離れた場所（クラブ）での大会だったが、トーナメント表では、何と僕らが第1シードになっていた。

シードと言っても、あまり意味をなさない場合が多いのが普通であるが、まぁ1回戦負けだけは避けたいポジションである。
で、1回戦は20Pペア（僕らは25P）に、6-1、6-0で勝ち、貫録を見せつけた（数字の上ではね）、続く2回戦は、相手も25Pで、かなり強そうに見えたが、やってみたら　6-1、6-0で、これまた軽く勝ってしまった。

3戦目はセミファイナルだった　・・・　25Pの相手、男子は気の強そうな人で、最初のポイントから、こちらのジャッジにいちゃもんをつけて、こちらがアウトと言っているのに「いや、今のはラインに当たっているでしょう」　と、こちらのサイドまで見に来て、自分の目が正しいと言い張って譲らず、（僕も微妙だがアウトに見えた）　・・・　普通、こういう時はリプレイドポイントにするのだが、彼は自分のポイントにしてしまった。

Katrienはこの事が気になっていたのか、いつもの力を出し切れず、あいまいな試合になってしまった　・・・　それでも内容は接戦で、5-7で第1セットを失い、第2セットは盛り返して6-4で挽回。
スーパータイブレークでは1-5　と、離されたものの　7-7で追いつき　8-8　と接戦に持ち込んだ　・・・　と思ったが、続くポイントを失い、最後は僕のパッシング狙いのオンザラインがわずかに外れてゲームセット！

セミファイナル敗退となった。
残念！