同じアパート内とはいえ、初めて夫婦同士の対面となるので、あちらさんも少々緊張していたらしい。僕は、こういう時の日本料理と言うか。最近得意になっている寿司を作った。
日本から送ってもらったお米と、こちらで売っている「OISHII SUSHI RICE」なる、ちょっと怪しい米を混ぜて使った。結果、問題なくおいしく炊けたけど・・・。
ま、下手でも、珍しさも手伝って、みんな喜んで食べてくれる。写真に撮らなかったけど、にぎりはサーモンとボイルエビしか作れない。それ以外の魚は怖くて使えない。のり巻き軍艦にイクラを乗せたり、「ちらし寿司の素」を混ぜたご飯で、巻き寿司を作ったり・・・。
あと、きゅーりを塩もみして、サイコロ状に切って、花かつおをまぶして、醤油を付けて食べてもらったら、これもおいしいと言ってくれた。
アペリティフと言う事で招待したので、コースの食事ではなく、自由におつまみ程度を作り、後はおしゃべりに花を咲かせる。と言っても、僕はもちろん聞き役で、3人の話を聞いて、時々通訳してもらった。
彼ら夫婦も旅行が好きで、若い時(今は60代?)は、よくリュックを背負って、歩く旅が好きだったそうである。ヨーロッパ中を回ったようで、南米あたりも行ったそうだ。中でもギリシャのクレタ島が好きだったが、それは昔の話で、今は観光客が多すぎて行きたくないのだそうだ。
それは良くある事で、自分のお気に入りの場所に、観光客が多くなりすぎると、良さが損なわれ失望する事が多い。僕にもそういう経験があり、地元にとっては、痛し痒しのジレンマとなるのか。
それにしても、ヨーロッパの人はバカンス(長期休暇)と言うのがあり、それを利用して、良く世界中を回るものだ。
彼らには国境と言う壁はないかのように見える。言葉の壁もないのでは?…と言うか、外国へ行けば言葉に不自由するのは当たり前で、それでも行くのだ!という気持ちだろうね。
(写真は2年前に行ったローマ)
2 件のコメント:
アペリティフのお写真がないのが少々残念です~
ベルギーの方にお出しする料理ってどうしようかと考えてしまいますが、お寿司をいろいろアレンジしてもいいですね~!
OISHI SUSHI RICEというネーミング、いいですね~!!!思わず笑ってしまいました!
楽しい時間が過ごせてよかったですね~!
ベルギー人にとって、スシ、サケ(酒)ゲイシャ、サシミなどは、日本語のまま分かる言葉だと思う。
面白いのは焼き海苔で、オランダ語で「ディットイス、ぜーパピール」(これは海の紙です)なんて言ってパリパリ食べてみせると受けたりする。
面白いし、彼らもおいしいと言う。
にぎり寿司は、フォークでは食べられないし、箸も使えないし、素手で取るのも、ためらうから、小さく切った焼き海苔で、つまんで食べてもらうようにしています。
これも面白いし、手も汚れないから、喜ばれます。
でも、ちゃんと日本では手でつまんで食べるとか、箸でこうやって食べるんだよと教えてあげると、文化の違いを実感してもらえます。
中華街でショッピングをすると、面白いネーミングの???な日本製品?を売っています。
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