ベルギーはこのところ、ずっと天気が良くて、すっかり春の陽気。
今日も天気が朝から最高で、土曜日とあって、人々はみんな外へ繰り出した感じだった。
僕もフロートマルクトの土曜マーケットを見学してから、あちこち散策した。
日差しを浴びて、散歩する家族ずれが多かった。手にはカメラを持って、季節の花と写真を撮ったりして、やっぱりみんな、この日を待ちわびていたんだなあと感じる。
今日は、運河沿いの遊歩道を、いつもより、ずーーと遠くまで歩いて行った。いつも書いているように、フランダースはどこまでも平野だから、もちろん道も平坦である。
と言う事は、散歩も楽で、自転車でサイクリングも楽しいだろう。そう、ベルギーは自転車天国でもあるのだ。
何しろベルギーの国民スポーツは、サッカーと自転車なのだ。自転車競技にもいろいろあるが、もちろん競輪はない。オンロードレースとオフロードレースがある。
TVで放送するのは大抵ヨーロッパ選手権などだから(国内大会はあまり意味がないカモ・・小さい国だから)、ベルギー人が優勝すると、もう国民的ヒーローだ!
新聞で一面トップ、出身の地元では、街をあげての祝勝会が行われているようだ。
今日の写真にもあるように、ツーリングクラブがいくつもあるようで、各チームのユニフォームに身を包んで、颯爽と走っている。カッコいい!・・・が、近づいてみると、中高年のオジサンたちだったりする。
今日は遊歩道、公園、そして街中のカフェテラスは、人が多かった。
あの、ネーテ川の船上カフェが営業を始めた。もちろん客がいっぱいである。その上の柳の木も新芽が目立ち始め、緑色になっている。
ジンメルの塔(時計台)前のカフェも、野外のテラスを最大限に張り出し、お客もいっぱい。
みんな、太陽に向かって座るので、浜辺で日光浴をしているような、感じがしないでもない。
写真一番下は白鳥で、なんと、遊歩道のわきで巣を作って(多分)卵を抱いているのである。白鳥もベルギー人の愛鳥精神をすっかり信じ切っているのか、ホントに、触ろうと思えば触れるくらいの場所に巣を作ったのである。
卵を確認した訳ではないが、巣に入り始めてから2週間くらいになるので、やがてヒナが孵り、白鳥の親子の姿を見る事が出来るだろう。これもまた楽しみだ。
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