12月25日(金)、クリスマスの朝。
泊まったホテルは☆☆☆ホテルであったが、朝食は9時から12時までと言う、クリスマスモードであった。(普通は7時から10時だよね)
実際、町の中も祝日なので、観光客相手の店以外は休み。観光施設でも1年の中で、「クリスマスと元旦、キリスト昇天祭だけが休み」と言うところは多く、ブルージュでも例にもれず、美術館、博物館などは休みでした。
僕らは観光客でありながら、お土産を買う予定はないので、散策とカフェで休憩、食事くらいの気軽な観光です。
ホテルのすぐ隣の、小さい運河に架かる橋の欄干にブルージュの頭文字の「b」の看板を持って歓迎するライオン君、この橋のある通り名が「ライオン通り」(Leeuwstraat)だった。「b」は橋(brug)の頭文字でもある。(運河の水が凍っている)
ブルージュ(Brugge)の名は橋(brug)から由来されていると言う。
キリスト教の街ブルージュでは、街角のあちこち(建物の壁など)で、このような聖母子像が見られる。
フランダース地方の伝統的な建物と言えば、三角ギザギザ屋根のレンガの家、「切り妻屋根」と言うらしい。
ホテルのすぐ近くにあった、聖ヤコブ教会(Sint-Jakobskerk)
教会は巨大です。この旅行の間に、ホテルへの行き来のため、何度もこの教会の周りを歩いた。
ブルージュは「北のヴェネチア」と言われるほど運河があり、50以上の橋が掛かっていると言う。ほとんどが石造の橋で、石の積み方を見るのも面白い?
川の水は凍っていて、歩道の雪も残っていた。TVのニュースでは「ベルギーでは23年ぶりのホワイトクリスマスになりました」と、物差しを雪の中に差し込み、3cmであったことを確認していた。(これで嬉々とするのである)
でも、町中、道路ではすでに溶け始めていたが・・・。
運河沿いの壁、船着き場だったのか?
情緒ある風景
空が白いのは曇っていて、風景に合わせると、空がとんでしまうから。
橋の形を見る?氷の上ではカモたちが休んでいる。
広い運河、スケート場の様?
運河の行き止まり地点の塔はポールテルス・ロッジ
ポールテルス・ロッジは、物見の塔で、港を出入りする船を監視していた。現在は国立古文書館になっている。
ポールテルス・ロッジ と港との間に小さな広場(Jan van Eyckplein)があり、ロッジに向き合うように、画家ヤン・ファン・アイク(Jan van Eyck)の銅像が立っている。
広場のとなりの建物群、やはり「切り妻屋根」
一休みするためと、冷えた体を温めるため、いったん中心の広場に戻り、クリスマスマーケットの雑踏に入る。
一番人気は「立ち飲み屋台」寒い時ほど、屋台の前に人の輪が出来る。
体の温まる飲み物を売っている。
コーヒー、チョコレートドリンク、ホットワイン、ホットビール、度数の高いリキュールなど、Katrienがいつもホットワインを飲むので、僕はひとくち味見をするだけにしている。(僕はコンビニで缶ビールを買って飲む)
そして、ふたたび運河沿い。
絵に描いたような2009年、クリスマスのブルージュです。
上の写真と同じ場所、2003年6月。(探してみたらありました)
季節と天気でこんなにも違うんですねぇ、角度も違うけど・・・。
おっと、橋の上で寝そべっているのは、ワタクシではあーりませんか?
そう、あの時も歩き疲れて、背骨を伸ばしたい気持ちの時に、角度の付いたベンチ風の橋があったんですよねー、気持ち良かったぁー、、ブルージュは何時間歩いても飽きない風景(街並み)があって、2時間、3時間もついつい歩き過ぎてしまうんですねぇ、気を付けましょう、って言っても無理です。町の魔力に魅かれる僕です。
まだ、続きがあると思います。
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