7.12.09

ベルギー式誕生パーティー

先週の週末は2日続けて、誕生パーティーだった。

土曜日は義兄夫婦(ベルギー人)の合同誕生パーティーで、1カ月前から招待を受けていた。

二人とも50歳になるご夫婦なので、ちょっと盛大にレストランの一室を借りきって、家族や友人知人が招待された。70-80名くらいはいたのだろうか?、出入りは自由なのでよくわからない。

一応会費制で、一人50ユーロだった。

レストランの貸し切りとは言え、ディナーと言うわけではない。立食式で、店員がワイン、ビールジュースなどを持って歩き、必要な人はそれを取る。

それとおつまみが、次々と回って来るので、それが必要なら取る。

当の本人たちとは、入り口でちょっと挨拶を交わした位で、あとは二人に関係のある人たちが集まっているので、みんな何らかの関係があると言う事で、あちこちでおしゃべりの輪が出来て、輪から輪へ移動したり、結構忙しく動いている人もいた。

当然日本人は僕一人で、初めて会う人達をKatrienに、たくさん紹介された。残念ながら、お喋りというわけにはいかない。オランダ語をもっと話せるようにならないと、と痛感する。

19:30から始まったパーティー、最初は音量を落としていたBGMが、だんだん音量が大きくなり、ダンスパーティーになった。

セレモニーは一切なし!当人たちのスピーチさえない、当人たちもそれぞれの輪の中を、移動しながら、お喋りを楽しむ。要は二人が、つながりのある友人知人が、一堂に集う場を作ってあげたようなものだ。

盛り上がってきてからは、時間も分からず、次々回ってくるビールを飲んでいると、一緒に行った義姉夫婦が、そろそろ帰ろうかと言うので、時間を聞いたら午前2時だと言う。

いやー、まだまだ人はたくさん残っていた・・・、ここでは、こういうパーティーは4時5時は当たり前のようだから、帰るのは早い方だったのかもしれない。

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そして日曜日は、テニスクラブのトム君(日本語勉強中)の誕生日で、テニスクラブのカフェで開かれた。

こちらは、会費制ではなく、トム君が皆に飲み物とケーキをおごった。気のきく人は、彼にプレゼントをして応える。僕らはワインと、トンボのおもちゃをプレゼントした。

トンボを渡す際に、「これは日本語でトンボと言います。あなたはトムだから、日本にいたら、子供の時のトムはトム坊と呼ばれていたはずだから・・・」と説明をしたが、意味が通じたかどうか・・・?

2杯くらいおごられた後、僕とKatrienは、テニスコートへ出て練習試合をしたので、後の事は分からない、ま、みんな飲みながらおしゃべりをしていたはず。

Katrienが巨漢のエディーとペアを組んで、僕がエルク(若い女性)とペアを組んで試合をしたが、3セットマッチで、僕が逆転負けをしてしまった。

試合が終わったのが22:40で、カフェに戻ると、誕生会はお開きになっていた。

ベルギーでは誕生日を祝ってもらう方が、みんなにおごるのが普通のようなのである。おごる気のない人は、自分の誕生日を人に明かさない方がいい。

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