メリークリスマス!
Prettige Kerstdagen!
日本にいた時は、単なる冬の商業的イベントと思っていたが、カトリックの国ベルギーに居ると、宗教的意味合いが強く、心からキリストの誕生を祝う習慣であるらしい。
図らずも、昨日は日本の天皇誕生日だったようですが・・・。
各地の役所や大きな教会の前には、キリストが誕生したと言われる馬小屋(家畜小屋)が仮設され、キリストが誕生した時の情景を再現している。
ベルギー最大の都市、首都ブリュッセルはさすがに実物大です。
ユダヤの王(イエス)が生まれるという予言を聞いて、東方から駆け付けたとされる3人の王(賢者ともいわれる)が贈り物をささげる場面。
飼葉桶に寝かされたイエスと、見守るマリアとヨゼフ、小さい女の子は天使(と思う)。
本物の羊が3匹、干し草を食べていました。
さすがブリュッセルである、実物大で忠実に再現しているのは、僕が知る限りではここだけである。
リール市は、実物大で本物の羊もいるが、忠実ではない。
有名な小便小僧、クリスマス時期は派手な衣装を着ているかと思いきや、裸のままで小便してました。ここで立ち止まる観光客は少なく、日本人らしい男性が、後ろを気にしながら、一生懸命写真を撮っていた。
その小便小僧の向かい側にも小屋があった。
ここでも主要登場人物5人+キリスト、なぜか豚が見守っている。
こちらはリール市、修道院関連施設「GOD HUIS」
ここの入口ロビーにも「再現」があった。
ミニチュア人形で、毛糸の羊がかわいかった。
リール市内、聖ピータース教会(Sint-Pieterskapel)の内部にも再現されていました。ここは珍しくキリストがいない?
おそらく24日の深夜のミサの後、キリスト誕生として飼葉桶の中に、赤ん坊のキリストが置かれるのだと思う、、うん、物語的には忠実である。
しかし、3人の王はすでに、贈り物を持って待っている?
とある、教会施設の食堂の中にあった再現ミニチュア、小さい女の子の背中には、羽根が生えていた(やはり天使?)
僕はキリスト教徒ではないが、去年、近くの教会で24日深夜のミサに参加した。聖歌隊の歌を聴いたり、(何を言っているか分からないが)神父さんの説教を聴いた後、小さなせんべいみたいなのをもらって食べて、帰る。
普通は帰るのだが、この教会の独自サービスで、別室に案内されて、ホットワインや、チョコレートドリンク、小さなケーキの振る舞いがあった。
Katrienによると、昔はこのミサが終わったら、それぞれの家に帰り、家族でそれ(飲み物とケーキ)をしていたらしいのである。時代による変化か、今はそうなっている。それはそれで、同じ教区から集まっているわけだから、久しぶりに会う友人知人も多く、年始会の様な雰囲気になっていた。
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