今更と思うなら笑ってくれ!
ベルギーに来て3年余り、常にTV を観る方ではないが、ニュースやスポーツ、ドキュメンタリーなどを時々観る・・・
TVはSAMSUNGの液晶38インチ、フルHDではなく、セミHD。
特に不満もなく観ている ・・・ 映画の時は「もう少し画面が大きければな・・・」くらいの不満しかなかった。
(写真は内容と関係ないがオステンドのカモメ)
甥っ子、Kがベルギーに来る際に、おみやげとして僕がリクエストしていたものの中に「映画のDVD など、TVから録画したのでいいから持ってきて欲しい」 と、頼んでいたので、映画や、マイケルジャクソンの特集番組、川島選手の出演した「僕らの音楽」など数枚持ってきてくれた・・・。
DVDであったり、ブルーレイDVDだったりしている。
うちにはブルーレイDVDプレーヤーはないが、昨年購入したノートPCが対応しているので見ることが出来る。
Kがいる間、毎日忙しくて、それを見る機会はなかったが、Kが帰ったあと、まずはノートPCとTVをつなぐ 「HDMIコード」を買ってきて、PCで再生し、SAMSUNGの液晶TVで見ることが出来た。
(写真は内容と関係ないがオステンドのカモメ2号)
さて、「技術大国日本」の登場である!
我が家は、ベルギーのケーブルTVを普段から観ていて、一応「きれいだな」と思って見ていたが、日本から持ってきた民放BSから録画されたブルーレイDVDの番組を見てびっくり!
「きれいとはこの事だ!」と、目から鱗が落ちる状態だった・・・
ひとつにはSAMSUNGの液晶TVが、そこまでの画質性能を秘めていたのかという発見でもあったが・・・日本の放送局の設備、機器、システムでの総合性能が、物凄いレベルに達しているということだろう。
それが、特に「マニア」でもない一般家庭(お金をかけられない)機器での録画で、ここまでの高画質録画が可能なことに驚く。
この3年の間に、日本は完全地デジ移行が済んだようだし、「お金が無いからアナログで我慢する」ということも出来なくなった。(有無を言わせず高性能・高画質を見ることになる)
いや、僕も古い人間で、生まれた時にはTVはなかったし、ビデオでもVHS・ベータの熾烈な戦いを見てきたし、レコードからCD、テープからDAT・MDへの変遷も見てきて、それは飽くなき高性能の追求がテーマだった。
今はどうだ・・・、これ以上何を望む? というレベルだ。
ところが、ベルギー(欧州といってもいい)では液晶TVの代名詞は「SAMSUNG」である・・・、日本ブランドのTVは高級機ではあるが、気軽に買えるものではない・・・携帯電話も然りSAMSUNGだ。(僕もTV、ケータイはそれだ)
日本はケータイも先進技術で独自進化を遂げたが、鎖国状態の「ガラパゴスケータイ」と呼ばれているらしいではないか。
何が言いたいかって、商売下手な「技術大国日本」何とかならんのかい!
「技術立国」になれない「日本」ではないか!
(写真は内容と関係ないがブルージュの運河)
ベルギーの我が家のTV録画は、数年前のデジタルレコーダーだが、録画して観ることはできるがDVD機能はない、番組の延長に対する自動延長もない、再生中に時間表示さえできない・・・、しかも(テニスの時)音と画像がズレていたりする、ボールが相手側コートに行った時に見えなくなることもある。
機器の性能は悪いが、ケーブルTVでヨーロッパ各国のTV番組、中東のアルジャジーラTVも観ることが出来る ・・・ さて、このTVで何カ国語の放送が聞けるのだろう ・・・ 数えたことはないが、子供の時からチャンネルをいじっていれば「世界はグローバルである」ことは当たり前であり、世界にはいろんな興味深い場所や、物や言語があり、「コミニュケーションするためには自国語だけではダメなんだ」 と、・・・ そんな事、教えられなくても分かる。
日本は国内だけでも技術競争が熾烈で、目の前の敵に勝つことに必死になり、技術は最先端を走りながら「国際標準化」に乗り遅れた「かわいそうな国」に思えてくる。
と、まぁ、こんなことを一度は書いてみたかった ・・・ ふぅ。
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