甥 K ベルギー14日目(水、4月4日)
甥っ子、Kの長いようで短くなかったベルギー滞在も、ついに最終日。
ゆっくり、家で朝食をとったあとLierの駅へ・・・
Kは母親に「ベルギーの茶色のパンを買ってきて!」と頼まれていたので、駅の自販機で買う。(パン屋さんのお店は定休日だったのだよ)
なんだか、大阪の自宅で「K、隣のパン屋さんでパンを買ってきて!」と、言いつけるような気軽さの母親である・・・ベルギーで買ってきたパンを大阪の、自宅の朝食で食べるというのはどういう気分だろう・・・、ベルギーの香りがするだろうか?
ベルギーのレトロな電車ともお別れだ。
花いっぱいのベルギーともお別れ・・・
空港に着いたら、まず出発便の掲示板を見る。
14:40発大阪は、9番から14番へ行くんだよ!
昨年来た時から、KLMは自動発券機を採用しているので、コンピューター画面に向かって、タッチパネルを操作し、インターネットで購入した「E-チケット」をボーディングパスに換えなければならない。
10ヶ国語くらいに対応していて、もちろん日本語もあるが・・・
パソコン操作に慣れない、隣のオジサンや、Kのような旅慣れない人には難しく、さっさと操作して通過でいるのは半分くらいしかいない ・・・ もちろんKはだいぶ戸惑った。
荷物を預けるのも機械で、タッチパネル操作なんだよね。
慣れればこのほうがスムーズかも知れないが、一体どれだけの人が国際便を日常的に使って(慣れて)いるというのだ!
ま、なんとか荷物預けまでは出来た・・・ここまではKatrienが助けてくれた。
そして、最後の難関「出国審査」 ・・・ 英語がまともにできないK・・・ 僕らが助けることはできない。
僕らは柵の後ろから、Kの様子を見ていた。
不安に違いない・・・、並んで待っている間に、Kの前にいた黒人男性は審査官との面接で時間がかかった挙句「偽造パスポートの疑い」で、別室で取り調べを受けることになったようだ。(警察官にしょっぴかれてしまった!)
Kの番になった・・・
心臓がバクバクしたのではないだろうか?
審査官の前に進み出ると、審査官は何度もパスポートとKの顔を見比べて、時間をかけてパスポートのチェックをしていた・・・
あとで聞いたら、英語での質問や会話はなかったようだが、機械でチェックしたりして時間がかかったようだ。
無事通過した時、僕らはやっと胸をなでおろしたが、Kはずっと緊張していたのか、後ろも振り向かずに搭乗ゲートを探しに歩いていった・・・。
ふぅー、これで僕らの出来ることは終わった!
空港内のスーパーで飲み物とサンドイッチを買って、帰りの電車に乗った。
オランダのビール。
ギリシャのビール。
オランダの畑。
おっ!この色は、もしかして・・・
噂に聞いたチューリップ畑かぁ!
ヒアシンスか、水仙かも知れないけど・・・きれいだ!
今年は行ってみたい、この季節のチューリップ畑地帯、実はこの線路じゃなくて、もう1本海側を走る鉄道電車に乗らないといけないようなので、4月後半にでも出直しだな。
オランダの風車。
オランダの風車は、ベルギーの風車と違う・・・、何が違うって、羽根は同じだが塔の部分が違うのだ。
ま、風車のことは上のリンクで読んでくだされ。
ひとまず「叔父と甥のベルギー珍道中」は終わりだが、時々、思い出したように「番外編」を書くかも知れない。
あ、翌日、大阪の妹に電話をしたら「無事に帰ってきている」と云うことだった。
2 件のコメント:
甥っ子さん無事大阪に戻られたんですね。
ベルギーのパンを買うお遣いだったんですね。面白いお母さんです。
KLMの自動チェックイン私も一回目は戸惑いましたが。人件費削減なんでしょうね。
オランダの球根畑はきれいですよね。几帳面に管理されているなあと感心しきりです。
ご存知かもしれませんが、4月30日はオランダの女王さんの日で、その一週間は日本のGWのごとくオランダ人がおでかけします。よって、ひどい渋滞など起こるかもですので、お出かけの際はお気をつけください。
hitomiさん、ありがとうございます。
球根畑に、花の季節に行ってみたいです。
管理されたキューケンホフ公園より、畑です!
電車を降りて1駅分を歩いてみたいと思っています。
4月30日付近を外していこうと思います。情報有り難う!
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