3.4.12

ベルギー南部の首都リエージュ

甥 K ベルギー11日目(日)前編

タイトルの「首都」は主要都市と置き換えて欲しい・・・正式には首都ではないから・・・、ただ、ベルギーで常に問題になる言語戦争で、もしオランダ語系のフラマン地域と、フランス語系のワロン地域が分裂したら、ワロンの首都になりうる街であるリエージュだ。

その街に Kと一緒に行ってきた・・・、南部というだけにさすがに遠く、電車で1時間50分。

Kは、「朝市が見たい」と言うので、日曜の朝「おい、K、起きろ!」で始まる。

6:58発の電車に乗り込む! まだちょっと薄暗い。

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最近の日の出は7:14頃だったから、車中から日の出を見た。

君主司教宮殿 (Palais des Princes-Evêques)

僕は、去年に引き続き2回目なので、前回の「衝撃の事実とはこの事だ!」の教訓から、「Luik-Paleis」駅で降りて、プランス・エベック宮殿(君主司教宮殿)に難なく到着。

同じ電車から降りた、キャリーカーを引いたおばあちゃん2人の後を付けて(朝市の場所が定かではなかったんで)、程なくムーズ川沿いに展開する朝市の場所に到着する。

おばあちゃんありがとう!・・・と、礼は言わないで、場所がわかった時点で追い抜いてしまったが、別に一緒に歩いていたわけではない。

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

どこの町でも大なり、小なり朝市のあるベルギーの中でも、最大級と言われる規模を誇るリエージュの朝市だ!

この朝市は「ラ・バット市」(Marché de la Batte)と云うらしい。

ペロンの噴水 (Perron)

煉瓦色の建物は、グラン・クルティウス (Le Grand Curtius)博物館であるらしい。

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

ひとりで歩く K

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

おぉ、この椅子6脚で100€(11.000円)「超特価」とあるが・・・いかが?

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

僕らは特に何か買いたいわけでもないので、一度、端まで行って戻ってきて朝食がわりのハンバーガーを食べる!

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

実は、僕もベルギーに来てから初めてハンバーガーを食べることになったのだが、パンの皮がパリッとして中は柔らかいやつ、日本のフニャフニャパンとは違う・・・イカリングに見えるのは玉ねぎだジョ。

あんまり期待していなかったが、美味しかったね!

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ムーズ川沿いに建つ建物群。

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

沖縄風に言えば「ミミガー(耳皮)」だが、ペット屋で売っていたので、多分、犬の遊び道具だね。

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

うさぎ・・・

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

にわとり・・・

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

クジャクまで売っていて

ラ・バット市 (Marché de la Batte)隣では鳥の丸焼きを売っている!

鶏やうさぎはペット扱いなのか、食品扱いなのか分からないな。

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

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Ancienne Poste(旧郵便局)前

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

橋の下には骨董品(価値があるかどうか分らない)出店。

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

黄色いのは「メロン」と書いてあった。

ペロンの噴水 (Perron)

ちょっとひと息入れに、市場を離れて、町見学に出る。

市民の憩いの場と言われる「ペロンの噴水」周辺にはレストランが軒を並べている。

君主司教宮殿 (Palais des Princes-Evêques)

プランス・エベック宮殿(君主司教宮殿)は柱廊が有名。

君主司教宮殿 (Palais des Princes-Evêques)

柱廊、柱の1本1本に彫刻が施されている。

君主司教宮殿 (Palais des Princes-Evêques)

綺麗だ・・・、しかし、奥のほうの柱は手抜きか、予算不足だったのか彫刻はなかった。

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リエージュ市庁舎

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街の建物も、やはりフラダースとはちょっと違うね・・・木組み風の家もある。

ペロンの噴水 (Perron)

でた!ビューラン山の直線階段。1875年に造られたという373段の階段。

あまりにも直線で、上まで見えるので、見上げると先が思いやられるので、躊躇するが「途中まででも登ってみるか!」と、 Kと登山開始!

 ペロンの噴水 (Perron)

途中まで行けば Kが根を上げると思っていたが、先へ先へ行って笑っているではないか!

ペロンの噴水 (Perron)

ちょど中間地点くらいで、ひとまずは「絶景かな」という感じのリエージュの街を見渡せる。

ペロンの噴水 (Perron)

頂上到達の K、余裕の笑みで V

ペロンの噴水 (Perron)

頂上まで上がってしまうと、両側の建物に阻まれて視界が狭くなる。

ペロンの噴水 (Perron)

それでも向きを変えれば、リエージュの主要駅Guillemins駅が見える。(右端の白い屋根)「後であの駅まで歩くのだよ K 」

ペロンの噴水 (Perron)

下に降りて、すれ違った女の子とおじいいちゃん。

この子にとって、この階段は普通なのか?

聖ポール大聖堂 (Cathédrale St-Paul)ベルギー7大秘宝のあるという、聖バルテルミー教会 (Eglise St-Barthélemy)だが、普通、教会とイメージする形とだいぶ違うデザインだ!

聖ポール大聖堂 (Cathédrale St-Paul)

これが7大秘宝と言われる「聖バルテルミーの洗礼盤」、教会内部で実物を見たが、内部ではお葬式か何か、神妙な儀式をしていたので、忍び足で見て、シャッターを切ることは出来なかった。(これは外にある写真をコピーした)

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

 

ラ・バット市 (Marché de la Batte)

 ふたたび朝市に戻ると、先程より人ごみが多く歩き進むにも渋滞するほどだった。

もう、十分だったので、また街に戻る。

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町の花壇にあったチューリップ畑。

聖ポール大聖堂 (Cathédrale St-Paul)

聖ポール大聖堂に入る。

聖ポール大聖堂 (Cathédrale St-Paul)

聖ポール大聖堂 (Cathédrale St-Paul)

金銀の聖遺物箱

聖ポール大聖堂 (Cathédrale St-Paul)

ステンドグラスの美しいのが多かった。

ペロンの噴水 (Perron)

聖ジャック教会 (Eglise St-Jacques)こちらは中にはいらず。

リエージュ・ギマン駅 (Gare de Liège-Guillemins)

リエージュ・ギマン駅 (Gare de Liège-Guillemins)

2009年に完成した新駅舎、万博パビリオンのような斬新なデザインはスペイン人が設計したという。

リエージュ・ギマン駅 (Gare de Liège-Guillemins)

内部も統一デザイン。

リエージュ・ギマン駅 (Gare de Liège-Guillemins)

2階からの眺め・・・

リエージュ・ギマン駅 (Gare de Liège-Guillemins)

斬新な最新駅から・・・僕らは午後1時17分発、オランダ・マーストリヒト(Maastricht)行きの、ベルギーの古式電車に乗り込んだ!

あまりに内容の濃い、長い1日だったので2回に分けます。

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