火曜日からお出かけしていて、ベルギー北部のリンブルク州ペール(Peer)の義姉(Katrienの姉)の家にひとりで行く。
ひとりで電車で行くときは、LierからNeerpelt行きに乗り、終点まで行く・・・、そこに車で迎えに来てもらって10分ほどで義姉の家だ。
公園の様に広い庭、1年前にはこの庭の掃除を手伝ったのだった。
今回この家を訪ねたのは、庭掃除ではなく旦那(義兄)の方の仕事を手伝うためだった。
今回の義兄の仕事はオランダへ行くというので、朝が早く、僕はこの家で泊まってから出発することになったのだ。
肉料理の上手な義兄のステーキと野菜煮、ポテトの夕食をいただき、TVを観る。
この日(4月10日)は、あのタイタニック号が1912年4月10日、処女航海に出港した日から、ちょうど100年目ということで「タイタニック号特集番組」が多かった。(ベルギー人が27人、乗り込んでいたらしい)
ベルギーの番組が終わったら、フランス局のタイタニック特集を見た・・・
なんでも「タイタニック再現ツアー」というのがあって、豪華客船に同じ人数を乗せ、同じ日に出港し、同じルートを航海するという・・・、タイタニック事故が起きたのは4月15日・・・事故まで再現にならなければいいのだが・・・
そんなタイタニック番組を見ていたが、僕と義兄は翌日、朝6時起床しなければならなかったので、23時頃には就寝する。
翌朝(水)予定通り6時起床、外はまだ暗く、満月に近い月が、低い空にポッカリと浮かんでいた。
朝食を摂らずに6時30分、仕事用のトラックに乗り込みオランダへ向けて出発!(目的地まで2時間もドライブするので、その途中の車中でサンドイッチを食べる)
義兄が「ここからオランダだよ!」と言った所から、道路のアスファルトが変わった!
綺麗な舗装・・・道路の凸凹なし!
トラックでも乗り心地よし!これがオランダだ!
よく言われるようだが「オランダ人は税金を多く収めているから道路がきれい!ベルギーの道路はひどい!」・・・、確かに実感として納得した・・・、
ベルギー人は税金を収めるのが少ないのかというと、そうでもないと思うのだが・・・、しかし、オランダに入ってガソリンスタンドの看板を見ると、確かにベルギーより0.2€ほど高い!
高速道路を何本も乗り継いで、オランダの大地を駆け抜けてゆく・・・とは言っても、オランダのほとんどはベルギーのフランダース地方と同じ風景である・・・
ただ、住宅の造りに特徴があり、やはりベルギーとは違う・・・屋根の形や窓の造りが違う。
走りながらだったし、一眼カメラ持ってないし、遊びに行くわけでもなので、ほとんど写真に撮らなかった。
道路標識によるとアムステルダム(Amsterdam)に向かっていたが、途中、ユトレヒト(Utrecht)の辺りで高速を降りて、一般道を走り、小さな町ソウスト(Soest)という所で仕事現場を探す。
見つけたところは「幼稚園」のようだった。
去年の6月にも義兄の手伝いをしたが、その時はフランスの小学校の近くにある公園だった。
今回は、幼稚園の庭に小さな遊具を設置した。
2人で4時間弱で完成した!
ボルトと滑り台の板以外は、全て木で出来た遊具 ・・・ 設計図があり、事前に寸法通り裁断され、加工された材料を現場で組み立てる。
組み立て終了間際に雨が降り、車に避難していると、白い氷のアラレに変わった!
それも15分くらいで収まり、仕事を完了させて、現場を去ることになった。
来週、イースター明けで、登園してきた子供たちが新しい遊具で遊ぶ姿が目に浮かぶ・・・
現場から、またベルギーのリンブルクまで2時間のドライブだ・・・、僕は助手席で居眠りをしたが、義兄は無難に運転してくれた。
途中、義兄が「おぉ、あの車はTomTomの撮影車だよ!」と言って見せてくれた車。(屋根にカメラの付いた筒を載せている)
TomTomとは、カーナビのメーカーで、Googleのストリートビューのような機能を付けるために、道路を撮影して回っているのだという。
ストリートビューも(見る人にとっては)便利だが、外国にいるはずの友人から「あなた、窓に飾ってある壺のセンスが悪いわよ!」なんて、言われかねないから、怖いところもある・・・(実際、防犯上の問題にもなっている)
これはストリートビューではないが、車が信号待ちした時にオランダのカフェの看板を撮ったが、やはりベルギービールの看板を出しているお店は殆ど無く、これもオランダのビールだろうと思うが、車を降りて飲むことが出来るはずもなく、通りすぎる。
2時間後、ベルギーのNeerpelt終着駅に着く。
そういえば、甥っ子Kがいる間も、国境付近の終着駅めぐりだたような気もする・・・
西の果てポペリンゲ(Poperinge)、北海に面したオステンド(Oostende)、南部のリエージュ(Liege)
割と新し目のベルギー国鉄のシート。
めまぐるしく天気が変わる1日だった・・・また雨が降っていた。
僕はRAILPASS回数券を使っていたので、家に帰るには時間も早かったからLierで降りないで、アントワープまで行った!(料金が変わらないから)
中央駅のホール
雨のアントワープを歩く・・・何のことはない街角。
大聖堂の前、雨の中、団体観光客もいた。
スヘルデ川へ行く道は工事中。
万国旗が掲げられた市庁舎とフロートマルクト、ギルドハウス群+ブラボーの噴水。
ブラボーの噴水と大聖堂。
と、ここまで来たら次に行くところはQMカフェ がおきまりのコースだ。
マダムQ さんとおしゃべりをしながら、ボルケ2杯、De Koninckのアンヴェルス(Triple d'Anvers)1杯飲んで、カフェもざわざわと忙しくなったので、帰ることにした。
あ、そう、この上の写真を撮ったところでケータイの電池が切れて、カフェでの写真が撮れなかったのだ・・・それで、同じケータイ(GALAXY mini)を持っているQさんと、予備バッテリーやら充電器の話をしていたのだった「スマホ同士の通話が無料になるアプリがある」 とか・・・今度試してみよう!
朝6時起床して、夜まで過ごすとさすがに1日は長い!
家に帰り、夕食を済ませ、TVを観ていたらウトウトして、すぐにバタンQ だった。
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