日曜日の雪騒動から、一夜明けた月曜日も雪が降り、夜中は路面凍結注意のラジオニュースが流れ、それに絡んだ交通事故もあったようだ。
昨日(火曜日)も朝から寒くて、学校へ通うにも、足元注意!時々、ズルッと滑ったりした。転びはしないものの、ちょっとスリリングな登校だった。道路や歩道には、氷砂糖(ザラメ)を散りばめたように、白い粒が散らばっていて、小さい氷の塊が解けずに昼まで残っていた。
小さな水たまりには薄氷が張っていた。週間天気予報でも毎日最低気温は0~3℃、最高でも7℃で、土曜日は雪かも?という予報だ。
沖縄から来た僕にとっては、初物尽くしの一週間である。雪は初めて見るわけではないが、生活の中で見るのは、名古屋に住んでいた30年前以来だ。
本格的冬物衣料を持っていない僕は、Katoの父のお下がり(?)のセーターや、ジャンパーを着て(サイズがでかいのだが)しのいでいる。冬慣れしている現地のみなさんは、さすがにマフラーや、ロングコートやブーツなど凄まじい格好をしている。
いや、凄まじいというか、みんなセンスがいいので「カッコいい」。特に女性はここぞとばかりに、着飾るのは得意とするところだろう。
日本人の目からすると、金髪でスラッとした背の高い女性が、着飾って颯爽と歩く姿は、近寄りがたく、ファッション雑誌から出てきたようなモデルに見える。
しかし、現実に街を歩くと、そいう人々がわんさといるわけで、避けてばかりもいられない。袖が触れ合ったり、ドアの開け閉めとかで「ソ-リー(ごめんなさい)、ダンクゥー(ありがとう)、パルドン(失礼)フッドゥモルガン(おはよう)フッドゥミダッヒ(こんにちは)」などと、小さい声かけは必要である。
本格的冬に突入し、草木も枯れ、これから3月頃まで、耐え忍ばなければいけないが、毎日がファッションショーだと思えば耐えられるか?
Katoが「そのかわり、春には春の息吹で感動的だよ」言う。確かにベルギー人が、太陽と緑と花をこよなく愛するのは、このような風土のせいだとよくわかる。
まだ、冬は始まったばかりだ・・・・・・・・・。
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