28.11.08

ベルギーから沖縄へ空手

 沖縄の空手は、世界へ普及している。

 ヨーロッパでもベルギー、フランス、スペインなど支部を持っている流派もある。僕の知っている剛柔流ベルギー支部(オランダ語圏)は、度々本場の沖縄合宿を行い、本場の空手を受け継ぐ努力をしている。

 僕が沖縄にいたときにも3度ほどその合宿が、近くであったので、知人である道場主からの依頼で、妻(Katorien)が通訳を頼まれる事があった。

 通訳と言っても、交流会の時の通訳で、稽古の時は通訳はいらない。「突き」「蹴り」などは日本語でそのまま通じるし、後は型の伝授だから、言葉はいらないのだろう。

 僕も何度もその稽古を見ているが、ベルギーから沖縄まで行くだけあって、本場の先生の、一挙手一投足を見逃さないように、みんな真剣そのものである。

 そして汗を流した後の、交流会も言葉の壁を越えて、和気あいあい、空手を愛する者の文化交流で盛り上がる。

 特に沖縄なので、独特の文化(三味線と歌、踊り)料理(チャンプルー、沖縄そば)が出て、遠来のベルギー人をもてなせば、彼らが「上を向いて歩こう」をアカペラで、歌ったのには驚いた覚えがある。
 そして今回、またベルギーから10名程度、沖縄合宿に行くということで、今日、出発した。
 僕らもせっかくベルギーに来たのだから、一度は彼らに会ってから、沖縄に送り出したかったが、予定していた日が、例の大雪の日だったので、キャンセルしたのだった。

 会えなかった事がちょっと残念だったが、今日、電話で「僕たちはSkypeの入ったノートPCを持っていくので、向こうから連絡します」との事だった。
 こちらでも、カラテ、ジュードー、サケ、キモノ、スシ、サムライ、ゲイシャ、くらいは一般の人にも分かるみたいだよ。
 日本人が、ベルギーのチョコレート、ワッフル、ダイアモンド、ビール、フランダースの犬を分かるみたいにね。

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