オランダ語学校のヨルヘン先生が、風邪のため登校できず、学校は先生一人でやっているので、生徒の一人に携帯電話で、「僕、風邪ひいているから、家で休むので、学校へ行けないからみんなに伝えてくれ」と、言ったらしい。生徒は、みんな知らずに寒い中、教室に入ってきたので、この「臨時休校」の知らせを聞いて「ヤッターー!」と大喜びして、大歓迎したのであった。
先生から電話を受けた中国人女性(チョイ)が、黒板に大きく、先生の携帯電話番号を書いて「木曜日の授業ができるかどうか、確認したい人は電話してみて」と言ったのだが、若い女の子がさっそく、ピッピッピと、電話しようとするので「ダメダメ、先生は今、風邪で寝ているから邪魔しないで」と、制止するのだった。
そのチョイが、「せっかくみんな時間を作って来たのだから、コーヒーでも飲みに行きませんか」と提案し、10名くらいの人が賛同して、リール市の遊歩道を散歩しながら、インターナショナルな会話を楽しんだ。途中で、帰り道になり去る人もいた。
最後まで残った人の国籍はこうだ、中国人1(女性)、フィリピン人2(女性)、タイ人1(女性)、トルコ人1(男性)、南アフリカ人1(女性)日本人1(僕)
何語でしゃべるかって?教室ではオランダ語中心だが、外ではやはり国際的な英語が役割を果たす。僕は英語も怪しいので、習いたてのオランダ語と英語を混ぜながら、話している。
ヒェーンプロブレム(心配いらない)。みんな言葉の壁にチャレンジしている人たちだから、分かりあえる。
最後にチョイの経営する、チャイニーズレストラン(開店前)でお茶をして、おしゃべりして楽しんだ。
チョイは「マイ、アイディア」として、「学校には世界の各国から集まっているから、卒業式までに、みんなでパーティを開きたい。その時は、それぞれの国の料理を作って来て、試食しようじゃないか?ワインは私が提供します」と提案したのだった。
この会話に参加した人たちは全員賛成!フィリピン人から「テンプラ、スシ」と、早速注文があった。
さてさて、また目標が増えた。スシは経験済みだが、テンプラはまだだ。また、スーパーで食材探しと、テンプラの試作が始まる。
卒業式は来年の1月の終わりごろだな・・・。
なんとも、おもしろい学校だ。
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