今日も小雪がちらつく中を、メッヘレンの学校へ行く。
電車が着く時間と、学校が始まる時間の間に30分の時間があり、学校まで、まっぐ行けば10分。帰りは電車の時間まで40分ある。余裕があるのでいつも寄り道をして、市内散策をしている。
今日は市内を流れる運河沿いを歩いてみた。写真にあるのが塩の埠頭と言う、中世の頃、港として栄えた場所であるらしい。
メッヘレンは海から40km以上も離れているのに、中世から港として栄えていたなんて、ヨーロッパは昔から運河が張り巡らされていたのかと思うと、やっぱり凄い!
今の人いたちもすごいと思うのは、この写真を見ても分かるように、より水面により近いところを散歩できるように、水上遊歩道を作ってしまった。川沿いに歩道があるにもかかわらず・・・・・。
この歩道、あの橋の下を通り抜けていくのである。有名なブルージュやLier市では運河を観光ボートが有料で運行しているが、ここでは自分の足で運河の上を歩く事が出来るのだ、無料で! (Lierの運河が凍った時は、僕も無料で歩いたんだけどね)
この街の人々が、いかに水辺を愛しているか・・・・、と言うか、「そこまでするかぁー」みたいな事を、市役所も良くやったものである。
その水上歩道を歩いていると、モダンな建物に挟まれた、相当古い家を発見。街の所々に、こういう家が残っている。
その家がそうかは知らないが、ヨーロッパでは古い建物は、新築する時に、前面の外壁だけを残して、中身をすっかり建て替えてしまう建築法方があるみたいだ。その現場を何度か見た事がある。
景観法や、観光目的ではない、持ち主の誇りみたいなものを感じる。
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