観光名所ではなく、あくまでも教会なので、マルガレータと同じように看板もない。入口のドアに[IN GANG]と書かれているだけである。しかも正面の大きなドアじゃなく、横の小さなドアに小さく表示されているのみ。
教会内部では、絵画やステンドグラスなどの鑑賞が出来るが、今回はステンドグラスと絵画の一部は修復中で、取り外されている部分もあった。
大きな教会になるほど荘厳で、中にいる人を圧倒する迫力を持つ。
外界と遮断され、厳粛な気持ちにさせられる。
今回は塔の方にも上りたかったが、塔も若干修復中の様で、入口がフェンスで囲われていた。
ベルギーには教区と言うのがあって、沖縄で言う字(区)の公民館みたいに、ひとつの地区にひとつの教会があるので、教区と言う風に分けられているようだ。 同じ教区に住む人たちは、日曜日のミサに教会に集まって顔を合わせる事になる。(別の教区のミサに行っても悪くはないようなんだが・・・)
この教会の周りには、屋外カフェがたくさんあるので、コーヒーやビールを飲
みながら、カリヨンの音を楽しむのも、ベルギーらしくていいかもしれない。
特にMechelenはカリヨン発祥の地として、有名だから、時間を合わせて、席を確保して、のんびりしてみよう。
僕は先週、土曜日の午前11時30分のカリヨンコンサートに合わせて行くつもりだったが、あいにくの雨で、あきらめたのだった「また、来週があるさ」と。
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