ほとんど歩行者天国で、のんびり歩きたい方は、だらだら歩いてもいいが、悪い奴に狙われる可能性ありなので、やめた方がいい。
通りを囲むように近代ビルと、中世のビルが立ち並び、街のあちこちに銅像や彫刻のモニュメントが配置されている。いかにも観光地で、「ようこそ私たちの街アントワープへ」と、歓迎しているようである。
そんな中で、鷲のモニュメントがあるワッペル広場(Wapper、3番目の写真)に入っていくと、ルーベンスが30年間住んでいた家(4番目の写真)がある。チケット売り場には丁寧に日本語表示もあったが、中には入らなかった。
ルーベンスと言うと、日本では「フランダースの犬」のネロ少年が、いつも見たがっていた、ノートルダム大寺院の中にある、「キリストの昇架」などを書いた画家として有名で、日本人も多く訪れるのだろう。
今は市立美術館として公開されている。
もう少し先へ行くと小鳥の広場と言うのがあって、毎週日曜日は愛玩動物の青空市をやっているらしいのだが、土曜日だったので、普通の青空市をやっていた。普通のっていうのはLierでもやっている、移動マーケットだけど、さすがに規模が大きかった。
Lierもそうだけど、地元の人って結構、こういう所で買い物しているようで、人が集まってくる。スーパーマーケットより安いんでしょうね。僕は詳しく値段比較した事がないが・・・・。おしゃべりが好きな人はこういう所で、売り手との会話を楽しんでいる様子。
チーズ屋さんは、日本とは比較にならないほどの種類のチーズを揃えている。チーズ好きにはたまらないでしょうね。
パン屋、肉屋、八百屋、花屋、そう、花屋はこの時期活気が出てきそうなお店だ。鉢から芽が出て、蕾が出始めた球根植物を多くそろえていた。ベルギー人は花が好きだからねえ・・・・小窓に花・・・はベルギーらしい風景だと思う。
もちろんワッフル屋さんもあったし、寒いからホットドリンクコーナーもあった。みんな寒さに負けず生活を楽しんでいるようで、いいなあと思うのでありました 通りには大道芸人もいて、音楽だったり、ジャグリングだったり、彫刻に化けてみたり、投げ銭を稼いでいる。これを温かく見守る見物人も、結構正直に、良かったら惜しみなく銭を投げる。中には本人に近寄って、お札を渡す人も・・・・。さすがだなあ・・・。
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