日本人にとってアントワープ観光の目玉は、ノートルダム大寺院と、ルーベンスだろうか。(まさかフランダースの犬を見に来る人はいない?)
この二つが同時に写真に収められる場所がある。
フルン広場(Groenplaats=緑の広場の意)に建っているルーベンスの像のバックに、きれいに大寺院が写るのである。それでも全体を納めることは難しい。
この広場では、外国人の団体観光客も、ガイドに連れられて説明を聞いていた。何も団体旅行は日本人だけの行動パターンではないのだ。
この大寺院、高さが123mもあると言うから、かなり離れないと全体をカメラに収めることは難しいが、離れるといろいろな障害物がかぶってくるので、まともには写せない。
しょうがないから、障害物が障害にならないように、きれいな建物の後ろに見える場所があったので、ラッキーと思って撮ってみた。
街を散策していると、この塔から、きれいなカリヨンの音が何度も聞こえて、観光客にとっては、いいサービスだなあと思うのである。いやいや、元々、これはAntwerpen市民への時報の知らせや、緊急時の合図に使われているはずなのである。この塔の高さも、港へ入ってくる船が遠くから目印にしてきたという。
この大寺院をぐるっと回ると、青空アンティーク市をやっていた。本来はイースター(今年は4/12)から10月の間なので、2軒しかなかったが、その周辺にはアンティーク(骨董品)屋さんも多いので、ウインドゥ・ショッピングも出来る。
青空市を覗いたが、カメラや、食器、羅針盤、望遠鏡、装飾品など、いろいろあって見ていて飽きない。「なんでも鑑定団に出したら、結構な値がつくんじゃないかなあ・・・」なんて、考えながら見るのも楽しい。相当古いカメラ(ボディーが紙で出来ているんじゃないか)や2眼レンズのカメラが4千円から1万円くらいであった。
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