3.1.10

寒波のベルギーで鍋料理

1月3日(日)朝、起きてカーテンを開けたら外は雪景色。

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うれしい!素直に感動する、沖縄育ちの僕である。

外の温度計を見るとマイナス5℃!

散歩をしたい気持ちではあったが、今日はkatrienの兄姉らが夫婦で我が家に来るので、僕は朝から食事の仕込みで忙しかった。

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とりあえずこの写真だけは撮っておいて、朝食の後は、散らかっている部屋を片付け、キッチンにこもる事3時間。

実際はお客さんが来てからも料理をしていたので、今日は6時間くらいをキッチンで過ごした事になる。

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僕の作る料理の定番にもなってきた、巻き寿司、サーモンとボイルエビとホタテの刺身、焼き鳥をアペリティフにして、とりあえずシャンパーニェで乾杯!

秋に拾い集めておいた栗で「栗ごはん」、石狩鍋、マーボー茄子をメインとした。

純粋ベルギー人の義兄弟たちも、おいしい、おいしいと全部食べてくれた。例によって、最初はお箸で食べてもらったが、最後はフォークとスプーンを出さなければならなかったが・・・。(ご飯茶わんを口に付けて、箸でかき込むなんて、さすがに出来ないようである)

土曜日のリール市のマーケット(青空市)の野菜屋で、買い出しをしていて、二十日大根のデカイ物があったが、普通の大根が見えないので、日本語で「大根が欲しいんだがなぁ」と、愚痴をこぼしてしまったら、それを聞いていた高校生くらいの若い店員(マーケットは家族操業の事が多い)が、「ああ、DAIKONあります」と、オランダ語で言った。

そして、店の奥(展示されてない場所)から、白いきれいな大根を持って来て見せた。

この青年、日本語を話せるわけではないが、なぜかDAIKONと言う名前だけ知っていたらしい、さすが八百屋のせがれと言うか、僕の方がキツネにつままれた気持ちになった。

今日の石狩鍋にはその「奇跡のDAIKON」も入っていて、サーモン、エビ、ホタテ、シメジ、白菜、長ネギも入った本格的なものになって、おいしかったぁー。

今日は日中もマイナス5℃を超えず、寒い一日で「なべ料理日和」でした。

夜になって、またマイナス10℃位になっているようです。

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