Lier市で開かれる「ヨーロッパ最大の伝書鳩マーケット」2012年、最初のマーケットを先週見逃したが、今週は日曜の朝、早起きしていってきたぞ!
朝焼けに雲が染まる時間帯だが、午前8:30頃だ。
午前4時から始まるというこの市場なので、もう後半なのだろう…人も、鳩売りもボチボチと云ったところ・・・。
僕は、しばらく同じ場所に立ち止って、全体の様子を眺めていたが、かすかに鳩売りたちの視線を感じていた・・・、よく視線が合うのである。
不思議に思っていたが、後でベルギーの伝書鳩についてネットで調べてみると、2011年1月にベルギーで開かれた伝書鳩のオークションで、中国人富豪が1羽の鳩に1600万円の値を付けて購入し、話題になっていたらしい(世界最高記録)。
「ヨーロッパ最大の伝書鳩マーケット」に、僕が姿を現し、悠然と周りを見回したので、「おぉ、中国人富豪が変装して来ているぞ!」 と、思われたのだろうか?
(変装して・・・っていうのは、どう見ても僕は富豪に見えないからであるが・・・)
まぁ、笑ってくれ!
鳩は多分、すべて血統書付きで、高値が付くものばかりであると思うが、僕は会話が出来ないので、鳩の前でじっくり眺めることはしなかった・・・。
売られているのは、まだ産毛の残る小鳩が多かったが、中には成鳥もいた(種鳩になるのか?)
「ヨーロッパ最大の伝書鳩マーケット」とはいうものの、小ぢんまりしたマーケットで、愛好家も限られているので、お客さんらしき人も少なかった。
しかし、この時、Lier市は氷点下2-3℃の厳しい寒さだった。
市庁舎から、聖グマルス教会までの間の路上で開催している。
5月の第1日曜まで毎週開催、朝4時からというから、遅くとも9時前には行かないと、終わってしまう可能性もあると思う。(先週は11時で跡形もなかったから)
そんな折、土曜日に久しぶりに市の郊外をサイクリングしていたら、鳩小屋を発見した!
今までなら気付かずに通り過ぎていたかもしれないが、先週、鳩マーケットを見逃していただけに、頭の中には「鳩」のイメージがインプットされていたのだろう・・・。
建物を、ふと見ると、「やけに小さい家だなぁー」と思ったが、よく見てみると、窓の部分には金網に囲われて鳩がいた。
建物全体が鳩小屋なら、これはデカイわい!
鳩舎(きゅうしゃ)と呼ぶらしいですね、鳩の専門家が飼っている鳩の家は。
この中で、10万円、20万円する鳩が育っているのだろうか?
考えようによっては、牛や豚より効率よく稼げるか?
ベルギーの伝書鳩は、血統がいいのが多いようなのだ。
「ヨーロッパ最大の伝書鳩マーケット」がLier市で開かれているという事は、Lier市は特にその愛好家が多いという事なのだろうか・・・と、勝手に考えてしまっている。
2 件のコメント:
前回駐在時にうちに伝書鳩が迷い込んで来てうちの中にまで入ってきました。私は動物は好きなんですが、ヒッチコックの『鳥』の映画を見てから鳥は苦手。なのでうちの中に入ってきた時はパニックに!でもすごく人馴れした鳩でした。夫に会社に持って行ってもらって会社の人で鳩を飼っている人に飼い主を探してもらうことにしました。後で聞いたらいい鳩だったらしいです。その時にベルギーで伝書鳩が人気があるということを知りました。でも市が立つとは知りませんでした。
まあ行きたいとは思いませんがね。Toshiko
Toshikoさん、鳩マーケットといっても、一部のマニアくらいしか知りませんからね。
僕は、Liersの観光課のWEBサイトで知ったので見に行ったんですけど・・・、でも、時に日本からも買い付けに来るんだそうですよ。
Toshikoさんの家に迷い込んだ鳩は、家を間違えたのでしょうかね、伝書鳩らしからぬ行動でしたね。
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