天気予報を見ていると、「冬なのになかなか寒くならない、もう春の植物が目覚めている」という話題が多い。
2010年12月には、氷点下を堪能する!ベルギーだった。
2011年は、観測史上最高の年間平均気温を記録した。
そして2012年1月、引き続き暖冬のベルギー、TVでは「もう、自然界では春と思って活動し始めた動植物がいる・・・」と言うのだ。
「それならば、確認しに行かなければ!」と、先週の土曜日、ちょっと薄曇り気味の天気だったが、Lier市の周りをサイクリングしてきた。
耳まで隠す毛糸の帽子、手袋をはめて、いざ出発!
温かい冬とはいえ、4 - 5℃では自転車に乗って、風を受けるとさすがに寒いのだ。
さっそく、TVで紹介していた白い花、スノウドロップを発見!
マツユキソウ(オランダ語ではsneeuwklokje スネウ・クロッキエ)
オランダ語では「雪の小さい鐘」という意味になる。
去年より2 - 3週間早い顔出しだ。
お年寄りも夫婦そろってサイクリング~!
こちらはチームで、本格的にツーリングですな!
こういうチームが近づいて来たとき、僕のようにヨロヨロ運転していると、大声で「道を開けてくれー、通るぞー!」と、怒鳴られる。
まぁ、確かに、奴らはスピードを出しているので、ちょっとした接触でも大怪我をするから、リーダーはチームの安全確保のために大声を出さないといけないのだ・・・理解できるよ。
遠くから見ると、チームジャージでみんな颯爽としているが近くで顔をよく見ると、結構みんなオッサンだったりする。
川の向こうにはノルディック・ウォーキングの中年カップルが歩いていた。
ノルディック・ウォーキングといえば、僕らが沖縄から発つ少し前から(南城)市の健康課が健康づくりの一環として、推奨していたスポーツだったな、と思いだす。
ポールウォーキングともいうらしいが、2本のポールを持つことによって、普通のウォーキングと比べて1.5倍の運動効果があるらしい。
運動効果からすると、ウォーキングより楽な自転車に乗っている僕なのであるが、これも、距離と時間を稼げば十分な運動になるだろう・・・と、思っている。
自転車によって、距離を稼げば、より多くのものを見ることが出来る!
楽しい! ・・・それが長続きの秘訣なのだ。
Lierと言えばシンボルは「羊」
牛だっています。
おぉ、また対岸にツーリングチーム!
道端にカモミールが咲いていた!
1年草なのに、花を咲かせたまま冬を越そうとしているあたりは、やはり、暖冬効果だろう。
我が家のテラスにあるゼラニウムだって、冬を越そうとして、今でも花が咲いているのだ!
湿地帯にいるカワウとカモメ。
Lier市は池、川、運河が多く、内陸部なのにカモメが多い!
潜水捕食をするカンムリカイツブリ。
川沿い、枯れた葦の穂の、向こうにもツーリングチーム。
川沿い自転車道は、かなり長く続いている。
(もちろん、ずーーっと、平坦だ)
川の土手に野兎。
郊外から見た聖グマルス教会。
市の中心で、周りには3 - 4階建ての建物がたくさんあるが、旧市街は遊歩道の木々に囲われているので、一番大きな教会しか見えない。(250mm望遠レンズ使用)
一匹狼のサイクリストもいる!
僕も一匹狼だが、サイクリストとは言えない!
「さすらいのヨレヨレ自転車こぎ」かぁ?
と・・・、ここでオチを付けて終わってはいけない。
タイトルを総括せねば「春近しサイクリング!」
確かに春の現象が2 - 3週間早いような気がする。
と言うより、冬がなかったんじゃないか?
秋が終わって、すぐに春ではないが、そのままの状態が長く続いたような感じだ。
「冬なしの四季?だった」という事かな?
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