ふたりとも特に用事のなかった日曜日、いつものように日曜日の朝食は、パン屋さんでパンを買ってきてから食べる。
食事をしながら、窓の外を眺めると(割と)いい天気!
「あぁ、今日、モンスの町に行けばよかったなぁー」と言ったら、「Lierの新年会に行くんじゃないの?」と言われ、「あぁ、そうだった」、そういう事を言った覚えもあるし、Lierの「伝書鳩マーケット」も見物したいのだった。
予定というほどの事でもないが、そんなところへ行ってみようと思っていたのだ・・・。
Katrienとふたりで、出かけるお散歩。
例年、Lierの新年会(Nieuwjaarsreceptie)は市庁舎前の、この広場でやるのだが、今現在、工事中のこの広場で出来るわけはない。
「でも、この近くでやっているはずだから、ちょっと歩いてみよう」と、時計台の広場、ケルミス(移動遊園地)をやる広場を回ってみたが、何処でもやっていない。
このネーテ川沿いの広場では「ヨーロッパ最大の伝書鳩マーケット」が、開かれているはずだったが、何もなく普段の静かな広場だった・・・。
道行く人に新年会の場所を聞いてみたら「反対側の方向だよ」と言われ、「まあ、どうせ散歩がてらだから・・・」と、焦りもせず、逆方向へ歩きだし、普段なかなか歩いて通らない所まで来た。
この教会は僕が初めて写真を撮る、Heilig Hartkerk (1937-1939)割と新しい、モダンな教会だ。
とはいっても、壁にはLierのシンボル「ひつじ」が・・・
しばらく歩いていると、すっかり「新年会」と「伝書鳩」の事はあきらめてしまっていた・・・、そういう時間になったのだ。
ちゃんと場所を調べておけよって事だが、ふたりとも責任を問わず、せっかくいい天気だからと、歩き続ける。
葉っぱのないポプラと、白樺の木の隙間に青空が見えた。
いつもの遊歩道に戻り、水門小屋(Spuihuis)
ベルギーの道路や公園の植栽としてよく植えられているこの植物。
秋の頃から白い実が付いているが、冬に葉っぱがなくなると、さらに目立つようになる。
白いマシュマロのような実を付ける、この植物は「セッコウボク」であるらしい。
すっかり話は新年会から遠ざかってしまっていたが、ウチに戻ってから
「あぁー、新年会のただビールを飲めなくて残念!」、Katrienは「Smoutebollen(ボールのような揚げ菓子)を食べられなくて残念!」・・・と、例年それを楽しみに参加していた、新年会に行けなかったことを悔やんだ。
後で調べてみたら、新年会は、道行く人に聞いた場所とは違う道だったぁー!!
伝書鳩マーケットはLier市の広報には、「午前中」と、アバウトに書いてあったが、伝書鳩協会?のWEBサイトで見たら午前4時~12時と告知されている・・・・、僕らが歩いたのは11時過ぎだったから、すでに終わり、片づけられた後だったのかぁー!!
午前4時からとはまた、すごい!真っ暗な時間じゃないか・・・、何かハトの習性と関係があるのだろうか?
そんな半日を過ごした・・・、新年会は来年行くことにしよう!
ハト市場は、5月の第1日曜日まで、毎週開催のようなので、早起きできそうな日曜日に行くことにしよう!
(僕は中学生の頃、伝書鳩を飼っていたので、少なからず興味がある)
4 件のコメント:
ベルギーの美しい風景や植物の写真、沖縄で毎日楽しみに拝見しています。最近はカトリーヌさんのご様子も知ることができ、嬉しいです。
あ、沖縄のカトリーヌの知り合いですね!
匿名にしないで、お名前教えていただければ嬉しいのですけど(メールででも)。
カトリーヌの事は以前からよく書いていますので、ここでどんな生活をしているのか、大体わかると思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございました!
そうそう!鳩市場、早い時間なんですよね!陣痛が始まって病院に行く時、こんな早くから?!ってびっくりしました笑
あ~私も新年会行きそびれた・・・。
smoutebollen食べたかった~・・・。
今年のLierの新年会は警察署の庭で行われたらしいですねぇ。
市庁舎前ならおばたさんの庭のようなものですけどね・・・、行けなくて残念でした!
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