3.1.12

トゥルネーの町

去年から計画していた「格安日帰り旅行」を実行した!
年末年始のベルギー国鉄、ショッピングチケット(Shoppingbiljet)は、国内何処へでも9.9€で往復できる。
別に観光旅行で使ってもいいのだから、そのチケット。
年末年始のショッピングチケット(ベルギー全国9.9)
これ、1日で往復しないといけないのだが、小国ベルギーだから、ウチから一番遠い所を探しても片道3時間半くらいで行けるから、その地で3時間散策できれば十分でしょう。
で、今回はベルギーワロン地方のフランス国境近い「ベルギー最古の町」トゥルネーを選んだ。
長時間電車を好まないKatrienだが、1回くらいは僕に付き合うという事で一緒に行くことになった。
ワロン地方(フランス語圏)なので、僕にとっては心強い。
 Station Vilvoorde
ブリュッセルの一つ手前の駅(Station Vilvoorde)
錆びた鉄の枠組みが残る、朽ち果てた感じが渋すぎる!
新築当時が、いかに素晴らしかったかを想像することは出来る。
‎ brussel zuid
乗り継ぎのためブリュッセル南駅で降りる。
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車窓から・・・、ブリュッセルより南(ワロン地方)に入るとフランダース地方とは違う風景になり、なだらかな丘陵地帯の畑、牧場が広がり、なんとなく「旅」をしている気分になる。
ベルギーらしい天気の空だ!
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ところどころに小さな集落があり、その中心には教会の塔が建っている。
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Station Tournai
トゥルネー(Tournai)駅舎。
LIER駅から、ちょうど2時間で到着!
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駅から町の中心方向へ向かうと、すぐに町のランドマーク「ノートルダム大聖堂」の特徴的な5つの塔が目に飛び込んでくる。
エスコー川(Escaut)
途中、街の真ん中を縦断するエスコー川(Escaut)の橋を渡る。
後ほど、この川の向こう側にある石橋まで行くのだが・・・
ノートルダム寺院(Cathedrame Notre Dame)
近くまで来ると、その巨大さに圧倒される!
この12~13世紀の大聖堂は「ベルギーで最も重要な大建造物のひとつ」といわれ、長さ134m、幅66m、塔の高さは83mという、壮大なスケール。
周りにスペースがないため、全体を1枚の写真に収めるのは不可能。
ノートルダム寺院(Cathedrame Notre Dame)
周りの建物とつながっているようにも見える、大聖堂の正面。
ノートルダム寺院(Cathedrame Notre Dame)
内部、大部分は修復工事中!
1999年、ユネスコ世界遺産に登録されて以来、大掛かりな修復工事が今でも続いているようだ、地下の発掘調査まで行っている。
ノートルダム寺院(Cathedrame Notre Dame)
美しいバラ窓のステンドグラス、他のステンドグラスも素晴らしいらしいが今回は、その部分はほとんど見られず残念。
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大聖堂内にあった「キリスト小屋」
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翼廊の出口から出て、すぐのところにあったレストランに入り、昼食。
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まずはビールを・・・やっぱり!
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TOURNAY、地元のビール(3.4€)。
後で行こうと思っている「石橋」の絵が描かれていたので嬉しかった。
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こんなボトルに入っている。(Bon Secours Brune)
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窓の外には大聖堂の壁。
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店のオリジナルメニュー、たっぷりのサラダとフレンチトースト風のパンに、ボロネーズソースとチーズを挟んだもの・・・
ボリュームたっぷりで満腹になる(6€)
 鐘楼(Beffroi de Tournai)
鐘楼(Beffroi de Tournai)高さ72m。
鐘楼めぐり(カリヨン)の旅も楽しいベルギーだが、この鐘楼は1188年に着工し、2段目以上は13世紀に建造された。
この鐘楼はベルギー最古の鐘楼となっている。
鐘楼内部の階段で、上へ上がれるようだが、この日は入り口が閉ざされていた。
鐘楼(Beffroi de Tournai)
鐘楼のてっぺんには風見のドラゴンが泳いでいた。
ゲントのドラゴンよりスマートだ。
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グランプラスに建つ銅像(どういうお方なのか知らず)聖クインティヌス教会(Eglise St-Quintin)
広場に面して建つ聖クインティヌス教会(Eglise St-Quintin)
聖クインティヌス教会(Eglise St-Quintin)
教会内部にはキリスト誕生シーンがあった。
(アイヌの木彫り人形を思い出した僕であった・・・)
グランプラス
グランプラス(広場)から見た大聖堂。
広場ではクリスマスマーケット(夕方から開催)のようだった。
民族博物館(Muse de Folklore )
 民族博物館(入らず)
市庁舎
通りから奥まったところにある市庁舎。
トゥルネー美術館 Muse des Beaux-Arts
市庁舎の隣にあるトゥルネー美術館 (Musée des Beaux-Arts)
アールヌーヴォーの巨匠ヴィクトル・オルタ設計。
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郵便ポスト…渋い!(現役で使われている)
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街で見かけたもの・・・昔の遺産だろうと思うが・・・。
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体が冷えてきたのでカフェで休憩。
Katrienはホットチョコミルクで暖まり、僕はOMERビールで暖まる?
サン・ジャック教会
 サン・ジャック教会、うしろ姿。
エスコー川
エスコー川沿いの歩道を散策・・・
エスコー川
石橋の「トル橋」、13世紀に建てられたが1940年、イギリス軍に爆破され1947年復元された。
復元の際には、船の通行のため2.4m高くされたという。
 トル橋(Le pont des trous)
橋の下の通路トンネルは通過できるが、橋の上から川を渡る事は出来ない。
昔の要塞の一部でもあったらしい・・・、こちら側は古く、向こう側は新しい感じだった。
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ガイドブックには「トル橋の両側には古い民家が軒を並べている」と、書かれていたが、それらしい場所を見つけることはできなかった。(これなのかな?)
エスコー川
エスコー川
Eglise des Rdemptoristes
エスコー川沿いに建つ教会、Eglise des Rédemptoristes。
サン・ジャック教会夕焼け空とサン・ジャック教会の塔。
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夕焼け空とノートルダム大聖堂の5つの塔。
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中心から駅までのメインストリート。
帰るころに天気は良くなってきたが、もう、日没前だった。
「ベルギー最古の町」トゥルネー、今回はガイドブック通りに歩いてみただけだが、上り下りもある石畳の多い道、次は暖かい日に、のんびり、ぶらりと歩いてみたいものだ。
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