先週の土曜日に「Lierse が AA.Gent に勝利!」という記事を書き、大物食いのLierseは、強豪チームと対戦すると「意外性のあるお茶目なチームだ」と書いたが、先週、ベルギーリーグ2位のゲントに勝った興奮冷めやらぬ今日、(ベルギーリーグとは別の)ベルギーカップ準々決勝で、南部リエージュを本拠とする強豪のスタンダール(STANDARD)と対戦、ホーム&アウエーで、前回、ホームでは1-2で負けていたLierse・・・、勝つためにはアウエーで2点差以上の差をつけて勝たねばならない!
僕は、「奇跡が起こらない限り無理だろう」・・・と、予想したが、その予想さえ裏切るのがLierseの茶目っ気ぶりである。
例によって自宅でTV観戦、試合は前半、ボ-ルは相手の方が多く支配しているものの、川島がアタフタするほどのピンチにはならず、0-0でしのいだ Lierse、上出来、上出来。
後半からはLierseの動きが格段に良くなり、パス回しでも相手をほんろうした…そしてついにマリス(Maric)がセットプレーから直接、先制のゴールを挙げた!
1-0になったが、前回の試合との合計では2-2になったに過ぎない・・・、まだ喜んではいられない「あと1点取るのだ!」
残り時間も少なくなった84分、お茶目なLierseは、相手に1点献上して1-1同点(合計では2-3)、このままでは敗退だ・・・、90分を過ぎてロスタイム突入・・・このまま終わてしまうのかぁー!
このまま終わらないのが「茶目っ気のLierse」である・・・ロスタイムの91分、奇跡の1点が入った!
2-1(合計3-3の同点)、ややこしいがホームで1-2で負け、アウエーで2-1で勝ち、同点という事になった。
僕はその仕組みをよく知らなかったのでPK戦でも始まるかと思ったら、15分ずつの前後半で延長に入るのだった。
延長に入ってからは、川島も忙しくなった!
延長前半でLierseに1点が入り、合計点で勝ち越した。
Lierseは全員が頑張った!
僕が見た限り、この2年間で最高の試合だった。
「今日は行けるぞ!LIERSE!」と、叫びそうになった、延長後半終了1分前の119分、相手コーナーキックから、川島の守るゴール前にボールが上がった・・・・
ゴール前に陣取る敵味方入り乱れて、一斉にジャーンプ!
スキンヘッドの頭に当たったボールが、川島の手をすり抜けてゴールネットを揺らした~~、あ~・・・。
(上の写真は、そのシーンではない)
スキンヘッドは誰だー、と思ったら、Lierseの先制点を挙げたマリスだった(自殺点)!
Lierse撃沈!
しかーし、2年に1度の最高の試合をしているLierseが、このままで終わるはずがない!
「あと1分ある、頑張れ―!」と、応援する・・・
すると、なんと、またも奇跡が・・・
本当に1点が入ったのだ、120分に・・・ロスタイムは残り30秒くらいしかなかった。
Lierse、強豪スタンダードを相手に2点差での勝利で、ベルギーカップ準決勝進出を決めた!
まさに劇的勝利で、Eijiもこの笑顔、スキンヘッドは目隠しをされている。
ヤンセン監督と川島選手。
去年の最終戦での、1部残留を決めた時のような感動ではなかっただろうか。
マン・オブ・ザ・マッチは、やっぱりスキンヘッドのマリス(Maric)だろうか?
川島が頭をなでなでしている?
自殺点もあったが、攻撃の起点となる大活躍だった!
マリスの自殺点をLierseに入れたら5-1の大勝利なんだが・・・。
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