金曜の午後2時にアントワープ駅に着いた。
そう、始発駅Neerpeltから終着のAntwerpenまで来たのだ。(所要時間1時間15分)
1車両貸切で、高校生らしき学生たちが団体で乗っていて、グループに分かれた手作りの旗を持ち、「アントワープ探検隊」のようだった・・・、このあと街中で何度も遭遇した。
駅舎の北側から出ると、こんなこんな風に見えるアントワープ駅。
広場を挟んで、駅と対峙するように建つホテル。
駅舎をモダンにしたようなデザインなのか?
アントワープ聖母大聖堂を裏側から見る。
大聖堂の周りをぶらりと歩く、この茶色い建物はホテルのようであった。
金曜広場に来てみたら、粗大ごみの収集日かと思ったが、考えてみれば金曜日に金曜広場では骨董市が開かれるのだった。
骨董市と言うより、廃品オークションだな・・・、ここが面白いのは1品1品をセリ(オークション)にかける事だ。一度見たことがあるが、ロウソク10本くらいをまとめて「はい、これをいくらで買う?」と仕切り人が声を上げ、これを取り囲んだ客が「50セント!」「70セント!」「いちユーロ!」などと、まじめに1-2€のオークションをしているのだ・・・、低い金額の時は物は試しに参加してみるのも面白いかもしれない。
金曜広場に面して建っているのはプランタン・モレトゥス博物館で、珍しい印刷工場の博物館で世界遺産にもなっている。
こんな写真を撮って(ケータイノメカラ)
こんな景色を眺めながら、ベンチに腰かけ、缶ビールを飲んでいると、先ほど駅で会った高校生のグループが手作りの旗を持ってやって来た。
賑やかな奴らだ・・・、と思っていたら、ひとりの男子が僕のところにやってきて「すみません、フルンプラーツはどこですか? フロートマルクトはどこですか?」と、オランダ語で聞くのである。
(リンブルクの田舎者ベルギー人はそんなことも知らんのか)と、思いつつ「フルンプラーツはここだよ、フロートマルクトは教会を超えて向こう側だよ!」と、オランダ語で答えてやった。
何もわざとらしく、いかにも外国人の僕に聞くなよって・・・、思ったが、それも彼らの遊び心かもしれぬ。
僕もそのフロートマルクトに来た。
旗がはためいて、「Zot van A」と書いてあるが「アントワープのキチガイ」と言う意味で、そんなことを観光PRにしているアントワープである・・・キチガイになるほどアントワープが好き・・・とか、そんな意味だと思うが。
こんな景色を眺めながら、ベンチに腰かけ、缶ビールを飲んでいる(2本目)と、旗を持った高校生のグループが続々と集まってきた・・・
アントワープ駅を出発して、それぞれのグループは違うルートを探検して、市庁舎前に集合というゲームだったのか?
なんだか僕も、一緒に参加したような気分になってきたぞ~!
日本人の団体観光客も、ガイドに連れられて来ていた。
初めてこんな場所に来た感想(感動の言葉)などを聞いてみたいものだが、そんな僕に付き合ってる暇はないよなぁ、団体観光客は・・・。
高校生は来ないであろうカフェに来た。
年末年始の超多忙を乗り越えたカフェのカウンター席で、「手」のマークのビールを飲む、マダムQさんも超多忙から解放されて、素敵な笑顔を見せておりました。
僕はこのあと、中華街で食材買い出ししないといけないので17時に退出する。
中華街でココナツミルクやインスタントラーメンなどを買い、駅へ戻る。
空は青空だが、地上は夜景のような不思議な写真だ!
0 件のコメント:
コメントを投稿