昨晩(土)サッカーベルギー1部リーグの2012年第1戦があった。
今季限りでLierseとの契約が切れる、川島選手をしっかり見ておこうと思って、氷点下近くまで気温が下がった町へ出る。
Lierseの本拠地スタジアムへ向かうLisperstraat通り(この先にスタジアムのカクテル光線が見える)
僕はカクテル光線に背を向けて歩き出す。
向かったのはこちら、市庁舎のある広場。
広場に面してあるカフェに入り、ビール(Brugsezot)を飲みながら
大型スクリーンで試合観戦!
相手はリーグ2位で、1位のアンデルレヒトに1ポイント差に迫っている強豪AAGentだ。
13位のLierseは、3勝8敗8分け、という負けるか引き分けの試合が多い、弱小ともいえないが、なかなか勝てないチームで、弱小チームに負けたかと思ったら大物食いをしたりする、意外性のあるお茶目なチームだ。
だから、トップ争いをしている強豪が相手と言えども、食ってやるという醍醐味が味わえる対戦なのだ。
昨日はまさにそんな試合だった。
前半27分でLierseが先制点を挙げると、川島がファインセーブで守る。
後半に入ってビールが変わり(Grimbergen=試合には関係ないが)53分に同点に追いつかれ、つかの間の夢も終わりかと思ったが、川島は必死の守りが続いていた・・・
ドリブルで抜け出してきた相手に、川島がペナルティーエリア付近まで飛び出し、ダイビングして止めると、相手がファウルを主張するほどの果敢なタックルだった。
終了時間も近付いた85分、Lierseの真骨頂で、まさかの1点が入った!(失礼)
目の前にぶら下がっていた「1位」を取り損ねたAAGent。
Gentサポーターは「Lierseが相手なら勝利は間違いない」と思っていたはずだが、残念でした…お疲れさん。
気分よく家路につくときには、スタジアム観戦のLierseサポーターたちとすれ違った。
勝った試合の後は、みんないい顔をしているよ!
ところで、ニュースを見ていると、川島選手がベルギーにいる間に、もう一人の日本代表、DF駒野選手がベルギーに来そうな気配を見せているではないか!
ベルギーリーグ16チーム中、16位のシントトロイデン(STVV)だが、1部残留をかけた大切な試合が続く中で投入される見込み。
去年のLierseのように、奇跡的1部残留を達成することが出来るか、見ものだ!
2月18日(土)STVVのホームでLierseとの対戦が残っている。それも楽しみだ!
(前回の対戦では、弱小STVVに負けているLierseである)
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