ベルギー国鉄格安チケットで国内旅行第3弾!
いよいよ格安ショッピングチケットも今週末で最後となった(9.9€でベルギー国内何処へでも往復できる)
今日は、ベルギー南部ワロン地方にある町ディナン(Dinant)へ行ってきた。
ディナンと言えばムーズ川に沿った町で、断崖絶壁の上にあるシタデル(城塞)、その下にある独特な形の尖塔をもつ、大きなノートルダム教会、楽器のサキソフォンの発明者、アドルフ・サックスの生まれた町、食べ物では堅焼きビスケットだ!
実はすでに2回行ったことがある町なのだが、ひとりでぶらりは初めてという事で、時間と足を存分に使えるぶらり旅を楽しみにしていたのだ!
9.9€のチケットと、僕の電車旅程メモ。(通常は33.20 €)
行きと帰り、全くそのまんまの予定通りに事は進んだ!
すばらしい! 僕とベルギー国鉄!(あさっては全面ストライキらしいが・・・)
電車から降りたら、すぐにシタデルが見える。
駅から出たら、その方向を目指せば簡単にディナンの観光名所を目にすることが出来る。
この景色を目にするまでに、歩いて5分と掛からない。
ムーズ川に架かる橋、ノートルダム教会、シタデルがひとつの画面に収まる!
橋を渡る前に、左に曲がって30m位のところに観光案内所がある。
サキソフォンとカヤックが目印、道に迷うような町でもないので、僕は案内所には立ち寄らなかった。
100mの高さの断崖の上に1050年に最初の城が築かれたが、現在の城塞は19世紀のもの。
橋を渡って、まずは教会へ行こう!
教会内部
彫像が多い
大きな美しいステンドグラスがある。
教会の隣にあった土産屋さん。
教会の右隣にシタデルへの登り口があり、チケット売り場がある。
チケットは7.8€、僕は16世紀に造られたという408段ある石段から上る事にした。
「・・・歩き方」と言うガイド本には「足に自信があれば石段を・・・」と書いてあるが「相当な自信がなければ止めた方がいいだろう」と、僕なら訂正するよ。
ロープウェイもあるのにね。
僕は風景写真を撮りながらだから、ゆっくりでいいのだ!
しかし、昨日の重労働の仕事をした後だったので、足の筋肉痛が思ったより早く来た・・・。
頂上に着いた!大砲がたくさんある!
別の角度から見てみる。
僕が登ってきた階段が見えた。
ひぇ~っ!あんな所を登ってきたのかぁ! …自分でもびっくり!
頂上のカフェの前に、こんな時計の絵が付いていて、この時刻になったら一般客対象のガイドツアーが始まる。
ガイドのこのおじいさんが、引率しないとシタデルの展示室に入れないことになっているので、待つしかない。
展示室を見ないで帰ると入場料の7.8€は高いと思う。
しかし、このおじいさんも説明が長くて(っていうか、フランス語とオランダ語で同じことを言うので、2倍かかるのだが)なかなか、前に進まない・・・。
フランス語もオランダ語も僕には必要ないから、なおさら待ち時間が長く感じるのだ。
大体、見りゃわかるような展示なのに・・・
みんなで、おじいさんの後を付いて行くしかないのだ!
ギロチンです!
馬車です。
大砲です!
16世紀バロック式の鐘楼だが、尖塔部分は今世紀の初めに復元されたというから、きれいだ!
川のある街の風景はきれいだ!
城内にある加治屋、それ以外にもパン職人の部屋、肉屋、礼拝所、病院など、たくさんの部屋があった。
武器展示室は大きく展示スペースが割かれていた。
ガイドツアーで1時間以上の時間を費やした。・・・帰りも石段で降りる。
めまいがしそうな急こう配!
さあ、アドルフ・サックス通りをぶらりと歩くか!
サックスの種類が、街灯の柱ごとに掛けられ説明されている。
しばらく行くと、道端のベンチにサックスを抱いてベンチに腰かけるおじさん。
この方こそがサキソフォンの発明者、Adolph Saxさんなのである!
「隣に座ってもよろしいでしょうか?」と、声をかけたくなる。
この方が座っている後ろは楽器の博物館のようだが、僕は入らなかった。
街角にあるモニュメント。
こんな所にもサックスの影響が・・・。
Rue Adolph Sax(アドルフ・サックス通り)フランス語表示。
来た、来た!
巨大なサキソフォンのモニュメント!
17:00になった。そろそろ、ディナンの町ともお別れだ・・・
夕日が射して、シタデルと町がさらに輝きを増していた。
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