オランダ語教室、今日はEXAMEN(試験)の結果発表の日だった。
みんな「難しい、難しい」と言っていた言葉通りの結果発表に、教室はちょっと複雑な空気に包まれた。
合格した者も手放しで喜べないし、不合格になった者への慰めの言葉も(オランダ語で)うまく表現できないもどかしさ・・・。
発表の時、合格、不合格、不合格、合格、不合格、不合格と続いて「うわ!きびしいっ!・・・」と思っている時、僕の名前が呼ばれて「Goed!(合格)62%」と聞いて、僕は安心したが、僕より普段の会話でオランダ語の上手な、ベルギー在住経験の長い人たちが不合格になっていた。
来週から始まる新しい教室での、離れ離れになる寂しさがこみ上げてくる。
いつも僕に「マイコレガ(私の同僚)」と元気に声掛けてくれたブラジル人のジルダ、オランダ語に詰まったらフランス語でしゃべりまくっていたモロッコ人のアスマ、アフリカ・ガンビアから来た最年少の美女アラム、とぼけたキャラクターで笑わせたモロッコ人のモハマドとウルン、僕と同年(最年長)のアフガニスタン人イブラヒムは不合格となってしまった。
不合格になったとは言っても、僕より、ずっとオランダ語の会話は上手なんです。
僕がラッキーだったのは、作文問題で「ヤマ」が当たった事、しかもそれが20点と言う大きなポイントで、僕は15点をとった。
来週からの日程の説明を聞いて、先生が「はい、それではまた来週!」と、お開きにした時に、ガンビアの最年少美女アラムは泣き出した。
同じく不合格になった女性の最年長、ブラジル人のジルダが英語で慰めて、残った人たちでカフェで、お喋りをする事になった。
カフェではご覧の通り、みんな笑顔でポーズ!
左からブルガリアのリリアナ、ブラジルのジルダ、トルコのヴォルカン、ガンビアのアラム。(アラムの衣装はきわどい?)
いつも陽気で明るく姉御肌のジルダです。
みんなでオランダ語の勉強方法とか話し合って、けして無駄話ではない楽しい時間を過ごした。来週から半分別れるのが本当にもったいない気がする、今日一日の出来事でした。
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2 件のコメント:
初めまして。
試験合格おめでとうございます!
私もアントワープでオランダ語を学んでいますので、お気持ちよく分かります。
試験の採点は結構辛口なので大変ですが、様々な国の人達との交流も楽しいですよね。
先日Lierをお散歩しましたが、とても素敵な町ですね。
JJさん初めまして。
ありがとうございます。
同感です。オランダ語難しいし、試験は大変ですが、同級生はオランダ語を真面目に学ぼうとする(世界各国の)人たちですから、すぐに気心は知れますね。
Lier市内にも同様のオランダ語教室があるのですが、近すぎて、なまけそうになるので通学電車に乗るMechelenで学んでいます。
JJさんもオランダ語習得して、フラマン人と直で会話を楽しんでくださいね。
僕は、こちらのファミリーや、テニス仲間との会話(できる事を)を楽しみに勉強しています。
そう、Lier市、とてもいい所です。治安もいいし、緑と水(川)が豊かだし、旧市街地も見どころがたくさんあります。
天気のいい日に、自転車で郊外サイクリングも最高ですよ。
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