16.4.10

フランスのチョイ田舎

アイスランドの火山噴火で、ヨーロッパの空港が閉鎖されて、混乱している事は日本でも報道されているでしょうが、今日あたり、ついにベルギー上空まで到達した模様です。

ただし、かなりの上空なので(空も曇っているせいもあって)目視は出来ません。空気の汚染による人体への影響はないとの事ですね。

  5日間のフランス旅行の間にベルギーも、新録が広がりつつあり、カエデやシデ、柳など緑を噴き出している。

おっと、今、外を見たら、まだ芽を出していないブナの木の枝をアカリスが走っていった!(まだ葉っぱがないから丸見え)

ベルギーの様子はまたあとで書くことにしよう。

フランスの続きがまだまだあるので、パリ以外のフランスをお楽しみください。

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研修センターからすぐの小さい教会の庭には、桜の木が満開でした。中央の木が白色で満開状態、左側はどうやらピンクの花が咲きそうなつぼみでいっぱいだった。おしゃれが街灯があって、ベンチがあって石積みの塀に石積みの三角屋根の家、フランス晴れの空。

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  この小さな教会

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塔の下の入り口部分の石積み、大きな石の間には小さな赤茶けた石をはめ込んである。

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時計回りもきれいですね(時間も正確でした)

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再び森へ戻り、苔の上に落ちたドングリ

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カエデの新録と黄色い花、遠くから見ると木全体が黄色っぽく見える。

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  森を歩いていると「ココココココッ!」と、キツツキが木をつつく音がするので、よく周りを見回すが、なかなか見つけられない。

今回「ギギギギギギッ」とキツツキの歯ぎしりの音がしたので、上を見上げると、なんと!木の幹にぽっかりときれいな丸い穴が2つあるのを発見!

いやいや、初めて天然のキツツキの巣を生で見ました。

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そして、穴のある木の近くに主がいた。

鋭いくちばしにまだらの羽根、ベルギーのキツツキと違いますねぇ。

ベルギーのキツツキより少し大きい、ハトとヒヨドリの中間くらい。

キツツキが木をつつく音ってのは、森の中で良く響くので、彼らはその音で交信をしているのではないかと思うほどである。コココココッと、たぶん1秒間に5-6回は叩いている。これがモールス信号みたいに違いを聞き分けられたらスゴイと思う。

ベルギーのネールぺルト(Neerpelt)の自然観察の森では、木の高い所に大きい空き缶が吊り下げられていて、「なんだろー」と不思議に思っていたが、すぐに分かった。遠くからこの空き缶を叩く音が響いてきたのである。もちろんキツツキの仕業だろう、彼らはより大きな音を出すことに快感を覚えているに違いない。

IMG_0818 さて、2日間の合宿生活も終わり、森の中の研修センターを後にして、車で30分ほど移動した所の小さい村にある民宿にやってきました。1870年代に建てられた農家の家。IMG_0820

ね、窓の木の雨戸がフランス的でしょ!

この大きい窓が僕らの宿泊する部屋の入り口でした。

夜、寝ようとした時にカーテンを閉めると、カーテンが半分までしかないので、「これじゃプライバシーはないね」と思っていたが、翌朝に気が付いた・・・「寝る時は雨戸を閉めるべきだったのでは…」ベルギーでは雨戸を閉める習慣がなく、厚手のカーテンで遮光しているのでした。

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田舎へ行くとこの看板をよく目にします。

これは、フランス農家民宿協会加盟の宿のマークの様です。その基準たるやどうなのか分からないが、インターネットで民宿協会のサイトから、簡単に検索できるようになっていて、行きたい場所の宿に電話で予約するシステム。

IMG_0827明るいうちに着いたので、ふたりでご近所散策。

田舎ですが、都会より田舎の家の方が(もちろん)一軒家が多く、屋敷も広くて庭が森のようになっていたりで豪華です。Bois-le-Roiという村ですが、昔は馬を買っている農家が多かったらしい。IMG_0830道端の所々にあるこのウルトラセブンの様な、赤とシルバーのオブジェは何者じゃ? IMG_0841

と思っていたら、ウルトラセブンの面を被ったバルタン星人だった!

ま、町の中にある赤い物体は、大抵消火栓ですね。

さすがフランス!

IMG_0831 石積みの家に三角屋根、煙突も付いて・・・・

ベルギーの田舎では屋敷囲いはないが、ここではちゃんとあるようですね。 IMG_0843 小学校の前にあったレトロな水道。

頭部分の横の方にある黒いつまみをクルッとヒネルとジャーッと水が出ました。IMG_0846 IMG_0847校庭のアスファルトの上に描かれた幾何学模様。

これ、ベルギーにもあるが子供の遊びで、上の図は石けりの様な、日本では何と言うのだろう?沖縄では方言で「ゲーンゲーンパッタ」、要するにマスの中を片足片足片足、両足、片足、両足と跳んでいく。 IMG_0848 校舎にはEU旗とフランス国旗、

日本の日ノ丸問題もどうなんだろうね。IMG_0849 村の教会、ベルギーから遠くなるとレンガも見られなくなります。入り口のアーチ部分にわずかに使われている。IMG_0853 ゴミもなくきれいな町です。IMG_0863桜満開の家 IMG_0864 電線が邪魔なような気もしますが、TVアンテナに注目…っていうかフランスに行って目につくんですね屋外アンテナが、ベルギーではあまり見ないんだが・・・・。IMG_0867街角の花壇 、大きな石で囲った花壇に「誰が手入れをしているんだろうね」「沖縄では婦人会の活動で花植え運動をしていたが、慣れない人からは嫌がられて大変だったねぇー」「ここは税金が高い分、お役所がこういうのをやるんじゃないかな」との会話になる。IMG_0870 IMG_0871 IMG_0881 花壇の石垣の石の割れ目に生えて、きれいに花を咲かせている「負けないぞ!」というたくましさを感じるねぇ。IMG_0887 何と、フランスの鍛冶屋?

僕の実家は、代々鍛冶屋だったので、すぐに目に着く。

この看板のある家を覗いてみたが、鍛冶屋をやっているようではなくて、やはり代々鍛冶屋の家系なのかも知れない。IMG_0892 再びセーヌ河畔に着いて、河畔の家IMG_0918 散歩道を歩いていると、何処からか猫が現れて、katrienの足と僕の足を行き来してスリスリするのである。IMG_0920僕らが立ち去ろうとすると追いかけてきた。50Mくらい付いてきたが途中であきらめた、可愛い猫だった。

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そして、またプリムラの原種?

どこにでも咲いているようです。

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