4月28日(水)ベルギーは最高の天気になった。
昼間は25℃を超え夏日となるほどだった。
そんな中、ブルーベルの咲く季節になっていたので、去年も行ったブルーベルの咲く森へ自転車で出かけた。 (去年は4月29日だった)
我が家からは自転車で10分ほどで到着の隣町Kesselの森。
ベルギーでは有名は「ハルの森」のような一面がじゅうたんのように、とはいかないが、ポツリポツリと咲いている場所がある。
ブルーベルと言っても、白い花もあるんですよ。 ブルーベル(Bluebell)、和名では鈴蘭水仙と言うらしいが、オランダ語ではWilde hyacint。 オランダ語では釣り下がったような花には鐘(Klokje)が付くのだが、なぜかこの花には付いていない。 オランダ語では野生のヒアシンス(Wilde hyacint)という。 野生のヒアシンスの咲く森の隣には「野生のチューリップ」の咲く場所もある。 ここは数年前まで、ある個人の方が数万本のチューリップを植えて管理し、オランダの有名なチューリップの公園の縮小版のようになっていたが、管理していた個人が故人になってしまったので、管理されず野原のようになってしまっているのである。
が、健気にチューリップたちは時期が来ると咲いているのである。 そして、しばらく自転車に乗ると運河沿いの湿地帯で、白い花の群落を発見! 近づいてみると、これも下向きの釣り下がった花、鈴蘭水仙だ。 オランダ語ではその名も「夏の鐘」(Zomerklokje)
夏空に、その白さが雲と共に映えます。
花の高さが5-60cmしかないので(しかも湿地帯)、なかなか青空バックに見る事はないのですが…。カメラのなせる業ですね。 スネウクロッキェ(スノウドロップ)にも似た清楚でかわいらしい花。 真下から見るとこんな感じですが、やはり横から見た方がいいかな? 3月にも行った田舎のカフェの前には小さなサッカー場があって、タンポポの花がたくさん咲いているので、花畑の中にあるようだ。天気がいいとサイクリングの人が増えて、このカフェも大繁盛!車も自転車もいっぱいで…、静かなら僕もひとりでビールを飲みに行こうと思ったが止めた。
上の鈴蘭水仙は、このカフェの前の奥まった所だったが、僕以外に見に来る人はいなかった。
再び運河沿い自転車道に戻ると、サイクリングの人たちも多かった。こちらではファミリーツーリングとスポーツツーリングがはっきりと分かれている。スポーツの人は自転車からウェアーまでバッチリ決まっている。 あっという間に緑に包まれたベルギーの自然です。 周りの緑化に反発するように、自己主張するのはセイヨウブナの銅葉品種、春なのに見事な紅葉を見せる変わりものですね。 まるで秋の様な景色にしてくれる、ブナの街路樹。
4月28日に撮ったとは思えないような写真になってますね。
4月のベルギーは降水量も少なく、日照時間も例年より長かったという統計が出ていた・・・。
しかーし、明日から来週にかけて気温低下と、雲の多くなる天気と言う予報が出た!
奇しくも日本のGWで、観光客が多くなる時期だ。かくいう僕の知人も明日ベルギー(Antwerpen)入りして、会ってアントワープ観光や食事を一緒にする事になっているが・・・、水(傘?)をさすような事態にならなければいいが・・・。
アントワープと言えば、明日から「フランダースの犬展」が開かれて、盛大に日本人観光客を迎え入れる準備ができているようだが・・・、雨が降ればかえって、そういう場所はいいのかも?
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