フランス旅行記がまだ残っている。
シャルトレの後、さらに130kmほど北上し、ルーアン市(Rouen)に着いた。
ここも教会群がすごいと言う事で町に入ると、確かに高い塔を持つ教会がたくさんあった。その中から今日は話題としては面白いものから取り上げてみたい。
サン・マクルー教会(St Maclou)
遠くからこの塔が見えただけで優美な感じがしますねぇ・・・。
塔に施された透かし彫りが細かくて素晴らしいです。
前に広場がなかったので、ちょっと窮屈な感じはしたのですが・・・。
非常に繊細です。
周りにはこんな木組みの家が並んでいて、ドイツ風?なのか、中世の雰囲気。
映画「ジャンヌ・ダルク」を見た事のある人は「おっ!」と思うはず。
そう、この町はジャンヌ・ダルクが1431年に火刑に処された町なのです。
この教会の正面から左角の方に、ちょっと変わった彫刻があるのに気が付いた。 近づいてみると、何と小便小僧の彫刻ではないですかー?
塔の繊細な彫刻に比べると荒削りですが、女性体型ながら立ち小便をしているではないですか・・・。
ブリュッセルの小便小僧は筋骨たくましい小僧ですが、こちらはお尻の大きい女性体型で、顔が崩れてちょっと怖い感じ・・・・。
どうです?「フランスの小便小僧」
今まで観光名所になっていない事から、見過ごされているともうが、大々的にPRすれば観光名所にもなるんじゃないですかねぇー。
ともあれ、ルーアンの旧市街は中世の様子を色濃く残した建物が多く残っていて、このような木組みの家が軒を連ねている。
僕は、ベルギーに帰宅してから、もう一度「ジャンヌ・ダルク」の映画を観ました。作品中にこの木組みの家が何度も出てきます。
デザイン的に木組み風を取り入れている家もたくさんあるが、中には本当に年代物の家もある。
映画を見て思った・・・・、前もってジャンヌ・ダルクの映画を観ていたら、オルレアンとかジャンヌの軌跡をたどる旅も出来たなぁ・・・と、ちょっと後悔。
結局この町にあるジャンヌダルクの処刑された広場や、ジャンヌダルク教会、博物館も見ないままこの町を後にしたのだった。
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