沖縄時代の友人が新婚旅行の途中でベルギー・アントワープまで立ち寄ってくれた。
このカップルは日本を発ってからロンドン、ジュネーブ、パリ、アントワープ、アムステルダム、その後日本へ帰ると言う事で6カ国(あとひとつはどこだ?)約2週間の旅程であるらしい。 10:31の予定より10分遅れて、タリスでアントワープ中央駅に到着。
僕とKatrienはLierから先に来て待ち構えていた。 まずホテルを探して、荷をおろしてから、さっそく市内観光。旧市街観光の中心となるアントワープ大聖堂の隣のフルーン広場で、ルーベンスの像と大聖堂をバックに記念撮影。
広場に面したレストランで昼食。
新婚旦那は「ベルギービールは何がいいですか?」と聞くので「いろいろ試してみるのが楽しいのだけれど、とりあえず日本にはない、黒っぽいビールを飲んでみてはどうですか」と勧めて、レフェ・ブラウン(Leffe Brune)とコルセンドンクのブラウン (Corsendonk)を頼んで、2杯目はそれぞれ違うものにした。「味が濃くて甘みがあっておいしい!」との感想。女性陣は白ビール。新婚嫁も「すっきりしていておいしい!これならビールを飲めない人でも大丈夫だわ、なぜ日本でこんなビールを作らないのかしら?」
ビールを飲んで食事をして、レストランで2時間潰した。彼らは疲れもあったので、休むにはちょうど良かった。大聖堂、市庁舎、スヘルデ川など観光で回る場所は大体この周辺だから、ゆっくりでいい。 市庁舎前の噴水は、巨人の手を切り取って投げようとする若者。
これはアントワープの名前の由来となったと言われる伝説が伝えられている。
1時間くらい歩いて、曇っていた空から太陽が覗いて、テラス席が明るくなったので、座って休憩。彼女は、ワッフルを食べて大喜び!「とてもおいしい!」(焼きたての温かいもの)カフェの席から見えた大聖堂の鐘楼と、切り妻屋根の家。
鐘楼からは、何度も短いカリヨンの音が聞こえてきた。 ホテルへの帰り道、ヴァン・アイクの銅像の下で座り込んでまた休憩。彼女はだいぶくたびれていそうだった・・・(あと、3日だ頑張れ!)
彼らを取り合えずホテルまで送り、休ませることにして僕らはLier市に帰って来た。駅からウチに帰る途中、遊歩道のわきにあった「白い」ブルーベルの花。
傘を持っていったが、使う事もなく、アツアツの新婚さんに水を差さなくて良かった。
帰国しても、いつまでも仲良くしてくださいね。
0 件のコメント:
コメントを投稿