ベルギーのお土産として持って帰れないのは「カリヨンの音と町の雰囲気」。
町の中にいてカリヨンの音を聴くと「あぁ、ベルギーにいるんだな」と思う。ベルギーのフランダース地方のカリヨンを持つ、いくつかの鐘楼は世界遺産にも登録されて、僕の住むLier市の市庁舎の鐘楼も世界遺産となっている。
先週の地方新聞にこんな小さい記事が載っていた。
カリヨン誕生500年を記念して、フランダース地方のカリヨンを始め、オランダ、フランス、アメリカ、そして日本のカリヨンを同時に同じ曲を演奏しよう!という企画が、実は今日(になってしまいましたが・・・)実施されます。
ベルギー時間の午後2時(日本時間午後9時)から始まる。
(この時間はワールドカップサッカーの日本対オランダの試合が行われている最中である)
さてさて、なぜこの小さい記事がLierの新聞に載ったか?それは、その時に演奏される曲がLier出身の作曲家(写真の人Geert)が作曲したのである。世界同時演奏の曲を作ったのだから誇らしげですよ。
日本ではどこのカリヨンが連携しているか分からないが、カリヨンの聴ける環境にある人は注意してみてください。僕はLier市の聖グマルス教会のカリヨンの音を聴くと思います。
あぁ、それで、いつもは簡単には見学できない上の写真の様なカリヨンの塔(聖グマルス教会の鐘楼)の内部見学ができるのだそうだ。(19日10:00~16:00)僕は一度は見学したが、めったにない機会なので、訪ねてみようと思う。
余談ですが、この新聞記事を読んで思い出したのは、沖縄の「サンシンの日」(沖縄方言で三味線の事をサンシンと言う)毎年3月4日正午から、時報を合図に沖縄各地、沖縄サンシンの愛好家がいる世界各地で、同じ曲を世界同時演奏する企画が1993年から続いている。
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