前回の投稿で次の相手は難しいと書いた。
その2回戦、相手の方がクラスは上(なんと第3シード)なので、負けて当然と言う事ではあったが、ウォーミングアップの練習の時から、相手は力強い球を打ち、僕らは防戦一方のウォーミングアップだった。
試合前のトスに勝ち、お互いに「フッドマッチ!」(良い試合を!)と挨拶してから試合に入る。
ヨルヘン(僕のペア)からサーブを始め、意外?にも簡単にサービスキープしてしまった。相手もキープして、僕のサーブの時「僕のサーブから崩れていくんじゃないかなぁー」と、不安があったが4回くらいのジュースの後、何とかキープした。
その後は3-1,4-2と僕らがリードしていたが、相手も挽回して4-4まで来た。
・・・・やっぱり地力を発揮してきたか。
しかし、第1セットはこのまま僕らが押し切り6-4で取った。
第2セット僕のサーブから始まり、簡単にキープして順調な滑り出しだったが、相手も第3シードの意地を見せてきた。
僕らは前回の試合同様、中抜け状態になり、ずるずると2-5の劣勢となった。
ここで僕にサーブが回って来て「僕のサービスブレークでセット落としたらカッコ悪いなぁ」と、不安に思いながらやっていると、あっという間に0-40の相手セットポイントになってしまった。
シングルスのあの時と同じだ・・・・
力を抜いて普通にやる(これが難しいのだが)サーブを入れて、来た球を返して・・・・、僕の特徴である、緩い球だがよく曲がるサーブが決まりだし、相手は引っかけて、ネットかオーバーかのリターンミスが多くなった。
1ポイント1ポイント返していき、ついにジュース(同点)に戻した、またブレークポイントを握られたが、それもしのいで、ついにキープに成功し危機を脱した。
その後はちょと気の抜けていたヨルヘンにも気合が入って来て、相手のサービスをブレークし、ボレーを決め、僕も相手前衛の隙をついてサイドを抜いたりして調子が出てきた。
ついに5-5までたどり着いた。
僕のサーブも、いよいよ調子が出てきて、フォアサイドには大きく切れて逃げていくサーブ、バックサイドの人は、あくまでも回り込んでフォアで打とうとするので「そんなにバックが苦手なのか?」とおもい、さらにバック側にサーブを入れると、それでも回り込もうとしてミスをしてくれた。
第3シードも焦りが出てきて、最後の2ゲームは割と楽にとってゲームセット!
2-5の劣勢から、何と5ゲーム連取の離れ業で「逆転のYuki」を発揮した。
試合が終わったのが22:30頃、勝者のおごりで、試合をした4人でカフェのテラスでビールを飲む。ひとりひとり順番におごっていくので、結局4杯飲む事になる。(ここのビールはグラスで25clと小さい)
もちろんみんなオランダ語で会話するので、僕は少ししか話さないが、テニスの話なら大体の内容はは分かる。
相手は僕に「あなたのサーブはよく曲がって、とても取りにくかった」「あなたはよく走ったね」と、褒めてくれた。
試合が終わったら第3シードも愉快な人たちで、夜中の1時過ぎまで、そこにいた。
次は準々決勝で、第6シードとの対戦になる。
準決勝まで行くと、何かしら商品があるので、頑張りたい!
これは、先週Katrienがシングルスで準決勝で敗れた(ベスト4)時の賞品、ワイン1本とボール2缶なので結構いいですねぇ。
0 件のコメント:
コメントを投稿