蒸気機関車の旅、オステンド(Oostende)の続き、
ベルギーの首都ブリュッセルから北西の方にあるオステンド(意味は東の端)何故この名称になったか不明です。
ベルギーでは希少な海岸地帯の町で、ベルギー最大のリゾート地と言われている。オステンド駅を出て、すぐに目に付くこの大きな教会は聖ピーターとポール教会( St. Petrus- en -Pauluskerk)ネオ・ゴシック様式の美しい教会です。
その教会の裏側にある、聖ピーターの塔。
僕は観光ガイドブックでその写真を見て、昔のマンガに描かれていた「宇宙ロケット」みたいだと思い、一度は実物を見てみたいと思っていたので、希望をかなえる事が出来た。
教会の建物と一体にになっている塔はよく見るのだが、単体でこういう形は珍しいと思う。この塔の礎石は1478年に置かれたと言う。
現場に言って分かった事、完全な対象型ではなかった。
ガイドブックで見た写真の裏側には、こんな拝所のようになっていた。
やはりキリスト関係の拝所ですね。
ガイドブックも地図も見ずに歩いていると、青空市が開かれている場所に出た。ワーペン広場(Wapenplein)この広場から海岸に向けて歩くと、途中に画家アンソールの家があるのだが、この一帯の道路が工事中で、お店は閉まっていた(アンソールの家の1階は土産品店を復元しているので、民家とか博物館の感じはしない)
来ました!ベルギーの海岸線です。
この海の向こうにはイギリスがある。
かつてはオステンド港からイギリスとの海運が盛んだったと言うが、今では海中トンネルで、車でも電車でも行けるから、ちょっとさびしくなった感じのオステンドの町。
しかし、ベルギー最大のリゾート地として、多くの観光客を集めている。
おい!こんな写真を望遠レンズで撮っていると、盗撮に間違えられるので止めときます。
こんな高層住宅が海岸線にびっしり並んでいます。
砂浜もきれいです。ただし風が強く、気温19度くらいでは、沖縄の冬の様な寒さだ。
しかし、ま、夏季の短いベルギーでは、陽の射している時に太陽に肌を晒さないと機会がないので、頑張っているように見えるのです。(あいや、また望遠使っちまった)
砂浜に流れ着いた貝殻はムール貝(ベルギー名物料理に使われる)
波打ち際の砂も良く見ると、貝殻の破片でしたね。
旗がたなびいていると言う事は、風が強いと言う事です。ビーチには有料の風除けをされたサマーベッドが並んでいた。
海岸沿いの歩道を歩く人たち。太陽と潮風は貴重な健康資源なのです(と思う)。 そんな歩道の回廊の一部では、海岸路面電車の125周年記念の写真展示が行われていた。 こんな砲台の下を路面電車が走っていたんですねぇ・・、第1次大戦でベルギーを占領したドイツ軍とイギリスが戦っていたのだと思う。 海岸近くでこんなバスも見た。
バスの内部は白いレースで飾られていて、たぶん結婚式を挙げたカップルを待ち構えていたのだと思う。粋な事をするねぇ・・・。 同じく海岸近くにあった公園の中に、何かしら和風の様な風景を発見!
近づいてみると、看板には「深海庭」と漢字で書かれていた。 (無料で)中に入ってみると、日本庭園を再現してあるのだった。 池の中にはコイに似た?魚も泳いでいたし、灯篭や、茶室の様なものまであった。 規模は大きくはなかったけれど、よく出来ていたよ。
あの白い壁に囲まれて日本庭園があった。
ま、そんな事でオステンド・・・
まだまだ、語りつくせません。
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