ひさしぶりに、また天気が回復してきたベルギー。
自転車に乗って、気になっていたオオバンの家を訪ねることにした。
オオバンの家に近くにあるSpui(水門小屋)です。
Spuiの後ろにあるオオバンの家(巣)では母親はまだ抱卵中でした。
この時期、天気がいいと、ベルギーでは空気中を粉雪の様な、ゴミの様なものが多数漂っている。
その発生源がこの猫柳の木、風が吹くと大量の、綿の様な種を空気中に撒き散らしている。
誰かが枝を折って地面に落としてあったが、こんなに綿が出るんですねぇ。
オオバンの巣の近くにヒナ鳥がいたが、これはバンのヒナ、くちばしが赤く、頭が禿げている。
僕が近くにいたので、親鳥が迎えに来ていた。
もうひとつのオオバンの巣、巣の周りにあった菖蒲の花も真っ黄色に咲いていて、巣の中には親鳥も卵もなかった。
そして巣の近くでは、オオバンと子バンが餌を探し、分け与える姿があった。
おおっ!無事に孵化して成長していたか!おめでとう!
親鳥夫婦と、子バンたちは6羽で、前回の訪問時に確認した卵6個だから100%成功した事になる。重ねておめでとう!
餌を分け与えながら、餌の探し方も教えているようであった。
水面には、細かい水草が浮いている。
気をよくして、さらに先へ行くと川沿いに咲く白い花の群生。
去年はマーガレットかと思っていたが、よく調べてみるとフランスギクと言うようですね。ベルギーでは道端で良く見かける。
一生懸命写真を撮っていると、シャーーっと、ツーリング中の自転車チームが駆け抜けていった。
僕はまた、ちんたらと街乗り自転車で、田舎のカフェ「BAD HUIS」まで行く。
田舎とはいっても、ここは自転車道の通過点でもあり、町から町への幹線道路沿いでもあるので、特に天気のいい日はお客さんが多い。
僕も一人ではあったが、オオバン子バンを祝福するため(?)1杯のビールを飲んだ。
こんな天気のいい日に、テラス席でビールを飲むのは気持ちのいいもんです。
沖縄では蒸し暑い夜に、ビアガーデンでビールを飲むのが楽しみ、と思う事もあったが、こちらの方が健康的でよさそうだなと思うのです。
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