サッカー、W杯も盛り上がっているが、ベルギーのアマチュアテニス界も熱戦が続いている ・・・ ウインブルドンのテニス中継TVを横目で見ながら、クラブハウスを右往左往し、現地のテニス大会も見物している。
先日、木曜日の夜は、僕も男子ダブルスのセミファイナルがあり、午後9時にテニスクラブへ出かけ、順番を待つも、なかなか番が回ってこない!
カフェの前のコートはナイターになり、上級クラスのシングルスが行われている。
上級クラスというのは結構すごいのだ! ・・・ TVで見るプロ並みなラリーが続いて見応えがある。
そんな上級者たちの試合がどれも熱戦で、3セットまでもつれる試合が多かったせいで、僕らの出番は相当遅れた ・・・ まぁ、見る楽しみはあるが、これから試合をやらなければならない身としてはビールを飲みながら観戦するわけにもいかず、辛い。
やっと、呼び出しがあったのは、23時!
「おい、おい、これでは試合が終わるのは明日になってしまうぞ」
しかも、上級者たちの試合の後とあっては、僕らの試合はコメディアンな試合になってしまう ・・・ ちょっと、恥ずかしい。
相手は男子、親子ペアで、父親はうまかった。
17歳の息子は大したことなかったが、父のきれいなスライス、フォアの逆クロスは威力があり、なかなか僕らがラリーを続けることはできなかった。
僕の相棒のパトリックも調子が悪く、簡単なミスが続いた ・・・ 「これでは勝てない」と思ったが、その通りに 6-3、6-2 で、簡単に負けてしまった。
時計を見ると24時の2分前だった。
それでも、その後にカフェで飲み物を飲みながら、しばしの懇親タイムがあって、クラブを出たのは24時半ごろになっていた。
その時は気分良くビールを飲んだ!
今シーズンは男子ダブルスのパトリックとのペアで3大会に出て、まだ初戦負けはない! ・・・ 去年は3大会に出て全敗だったことからすれば、大きな進歩である。
まぁ、大会と言えばたいそうなものに聞こえるが、一番下のクラス(15P)である
Katrienとのペアで出るミックスダブルスは3大会に出て、同じく初戦負けはなく4勝している。
Katrienと出る大会は、25Pまたは30Pの大会で、もし男子が15P、20Pとなると、かなりの強敵である ・・・ ちなみに僕は5Pしかない(Katrienが20P)
今日(土曜日)も試合があった。
リール市郊外のテニスクラブ ・・・ 周りにポテト畑が広がっている!
ポテトの花の季節だ!
本日は雨模様 ・・・
屋内ハードコートでの試合となった。
ミックスダブルス30P大会セミファイナル ・・・ セミファイナルとは言っても、僕らは第2シードにされたので、初戦がセミファイナルという事になっていた ・・・ テーブルが小さいのだ。
相手は男子(15P)女子(10P) ・・・ 戦歴を見ると、結構、勝っているペアだった。
ウォーミングアップの時から「この男子は出来るな!」 と思い、女子もそこそこだった。
第1セット第1ゲーム、相手男子から始まり、速いサーブにKatrienは当てるのが精いっぱいで、なかなか返せない ・・・ 僕はとにかく返すことはできる ・・・ 僕が返した後のラリーは、時々女子に振ってミスを誘った ・・・ ポイントを返し、何度かジュースの後、彼のサービスをブレークした。
僕のサーブ ・・・ 初めて対戦する女子には難しいスライスサーブなので、女子側では問題なくポイントを取って、男子とはラリーもあったが、やはり女子に振ったり、ロブでかわしたりで、簡単には相手にポイントを与えなかった ・・・ キープして 2-0 相手女子のサーブは大したことなかったので、難なくブレークして 3-0 。
意外な展開だった ・・・ ウォーミングアップの時と第1ゲームの男子のサーブやラリーを見て、内心は「3-6、3-6くらいで負けるのではないか」と思っていた。
Katrienは男子ともラリーが出来るので慌てる事はない ・・・ 僕は男子とラリーをしたくないので(下手だから)ロブ攻撃で、相手の陣形を崩してミスを誘った ・・・ 相手女子がベースラインにいるときは、甘い球が来るのでボレー、スマッシュでポイントする、そういうパターンが出来上がってきていた。
結局 6-2、6-4 で、危なげなく勝利した!
相手男子曰く 「こんな早い段階(2戦目)で負けた事はない」 「今日は、思うようなテニスをさせてもらえなかった」
ありがたい褒め言葉だ ・・・ かなり悔しかったに違いないが、いい人だった。
ウインブルドン男子ファイナルと同じ日に・・・
明日はファイナルだぁ~!!
家に帰って、ひとりで祝杯をあげる!
(Katrienが、次のシングルスの試合に出かけたので)
おつまみはマーチェス(ニシンの塩漬け)
6月に解禁になったばかりの、新鮮なニシンだ ・・・ オランダ名物で、ベルギーでも同様に良く食べるが、食べ方は玉ねぎのみじん切りを乗せて食べるのが一般的。
だけど、日本人的にはお醤油を付けて食べたいのが本音である ・・・ 玉ねぎスライスの上にマーチェス(ニシン)を乗せて、生姜とねぎを振り、醤油を垂らしてから食べた。
これが激ウマなのだ!
これを食べながら、サッカーW杯、ベルギー vs アルゼンチンを見ていたが ・・・ ベルギー、いいところなく 0-1 で撃沈されてしまった。
(そう、簡単に書くことではないが)
まぁ、別の機会に語る事があるかも知れないので、今日は触れないでおこう。
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